疾患別遺伝子検査(アトピー性皮膚炎)

リスク回避の為の遺伝子検査が、ぐ~っとお手軽価格で出来ちゃう!そんな検査キットが発売されました。

201411image44 ジーンライフの格安!遺伝子検査キットの取り扱いを開始しました。 ターゲットを絞っているので、従来のセット物よりも安く体質遺伝子検査が可能です。
 つまり、転ばぬ先の杖(予防とも言う?)(リスク回避とも言う?)として、使い勝手が○になったって事です。
 肌老化(シワ・シミ・たるみ)、肥満、メタボ、骨折(骨粗鬆症)の簡易セットの他、疾患別の検査も可能です。
 列挙すると、アルコール代謝関連、デンタル関係、エネルギー代謝関連(肥満・糖尿病)、心疾患・脳血管疾患関連(高血圧・脂質異常症)、メンタルヘルス関連、骨代謝関連、抗酸化関連、解毒・免疫関連(喘息やアレルギー性鼻炎等のアレルギー疾患、アルコール関連)、免疫関連(胃癌、肺癌、口腔癌、前立腺癌、乳癌、子宮癌)、そして最近注目の皮膚のバリア機能に重要なフィラグリンに関係する遺伝子を調べるアトピー性皮膚炎。
 日本ではアトピー性皮膚炎の約20%にフィラグリン遺伝子に異常が見られるという報告があり、又、アトピー性皮膚炎の患者のほぼ全員で、フィラグリンが低下していることが知られています。
 お手軽、遺伝子検査キットが販売されました。肥満とか、美肌とか、メタボとか、アトピー性皮膚炎、子宮癌、乳癌の遺伝子とか等々と、ターゲットをぎゅ~っと絞っているので、お手軽価格での提供が可能となりました。是非この機会にお試し下さい。

猫でも分る(!?)遺伝子検査の解説

 この遺伝子検査は、自分自身の元々の生まれながらの体質を知る事で、転ばぬ先の杖的な使い方をするものです。ですから、行うのは一生に一度きり。1年に1回検査を行い、癌化に伴う遺伝子の変異を調べる遺伝子検査(美容通信2011年11月号)(美容通信2011年12月号)とは、同じ遺伝子検査を名乗っているとはいえ、全くコンセプトが異なります。以前御紹介した遺伝子検査(遺伝子検査2008年2月号)(美容通信2010年3月号)の、簡易バージョンだと思って下さい。

遺伝子は、全ての生命が持つ”設計図”

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 遺伝子は、全ての生命の設計図です。私達の体を作り、生命の維持の為に、日々蟻んことして働いているのが蛋白質ってモノですが、この蛋白質の設計図が遺伝子。HISAKOのクリニックが入っているこの品川イーストワンタワービルも、HISAKOが毎日のように飲んでしまうエクセのソイラテ(しかもその中に、ご丁寧にもプロテイン10gを混ぜて!)も、HISAKOの体も、まあ、どんなモノもそうですが、設計図(レシピ?)が無ければ作れません。私達人間には、約2万6000個もの遺伝子があり、この遺伝子は親から子へ受け継がれます。(他人の空似は別にして)、親子が似ているのは、この為です。 遺伝子の本体は、DNA(デオキシリボ核酸)で、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類が、予め設計図で決められた順番に繋がって、構成されています。この4種類の並び順こそが、(宇宙人が、遠路遥々地球(←限定すると、米ネバダ州エリア51か?)にまでやって来て、善良なる一般人市民を宇宙船に連れ込んでまでGETしたい!と願う)遺伝子情報って奴なのです。

遺伝子検査は、生まれながらの弱点を知る事である。

 かのソクラテスは申しました。自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。つまり、健康で美しい肌をGETする為には、まず自分が己の無知(≒遺伝子傾向を知らない事)を知る事から始まるって事ですかね。知らなきゃ、転ばぬ前の杖なんて、持ってても使えっこありません(笑)。

肌の老化って何だろう

 まあ、生まれた瞬間から死に至るまで、刻々と老化を肌に刻み込んで行くのが人生っちゃあ人生だけど、せめて面の皮だけは綺麗に取り繕っておきたいのが女心(笑)。紫外線や細胞の酸化、加齢等の原因が、程度の差はあれ、肌の老化を齎します。つまり、加齢はどうしようもないけど、残りの2大原因とされる紫外線と活性酸素は、ある意味努力の余地がある(笑)。 ちょっと簡単に補足しておきますね。

紫外線

 まずは、紫外線。これについては、以前”光老化”(美容通信2003年7月号)(美容通信2003年8月号)で説明をたんまりしたので、さらりと。
 1年中降り注いでおり、お肌の老化を加速させます。波長の長いUV-Aは、肌の真皮に到達し、コラーゲン等の蛋白質を壊す酵素を増やし、シワくちゃ婆の完成です。同時に、波長の短いUV-Bは表皮細胞に悪さを仕掛け、メラノサイトを活性化させて、シミだらけの婆の出来上がりです。

活性酸素

 諸悪の根源・活性酸素については、手を変え品を変え、何度も特集を組んで来ました(美容通信2011年4月号)(美容通信2010年10月号)(美容通信2004年11月号)。私達の細胞を酸化させて、錆びさせてしまうのが活性酸素。遺伝的な体質や加齢、生活習慣の乱れなんかで、たんまりと発生してしまった有害物質。とっととスズメバチや白蟻級に駆除出来れば、若気の至りと笑ってさらっと流せてしまいますが、有害物質を取り除いてくれる、肝心要の酵素の働きが弱くなると、細胞は当たり前の様に酸化し、DNAもあっさり損傷されてしまいます。
image1014 細胞の酸化は、体の様々な機能を低下させ、肌の婆化?大人女子化?を促進します。

 でも、やみくもに、洞窟に籠って仙人の様な生活を営むのも、現実問題として、無理。無理。なら、せめて、元々の遺伝的な体質を踏まえて、効率の良いなんちゃって仙人になる方がお得!って考え方が、遺伝子検査なんです。

肌老化関連遺伝子

201411image2 自分の肌をアカデミックに分析して、より高みを目指すのなら、今回紹介する廉価版はちょっとどころか、全然物足りないのは事実。でも、遺伝子が全てを決める訳じゃないですからね。さらっと自分の傾向を知る程度なら、この簡易バージョンで調べる3つの遺伝子(MMP1・GPX1・SOD2)だけで十分です。端的にまとめると、こんな感じかな。 201411image8 あっ、”酵素活性”って、体内のGPX1やSOD2等の活性酸素を除去する力の事です。抗酸化酵素の活性が高いと、活性酸素の除染能力(笑)がUPするので、お肌の老化対策としてより優れる!って判定になるので~す。

 同じ年齢で、同じ様な生活をしていても、お肌が若々しくて、トラブルと皆無❤なんてハッピーな人と、貧乏籤ばっか引いて来たんじゃないのか!?と疑いたくなるような人って、実際問題としていますよね。シミが出来易いダルメシアン系の人もいれば、皺くちゃチンチン系の人もいます。お肌のコンディションは、紫外線や食生活(美容通信2007年4月号)(美容通信2007年3月号)(美容通信2011年4月号)(美容通信2010年6月号)等の環境的な要因と、持って生まれた肌質とでもいうのでしょうかね、親から受け継いだ遺伝的な要因で決まるのです。
 陸上・為末大さんが、ツイッター批判に「努力すれば成功する、間違っている」と応戦…「正論」なのに「炎上」(←実は、この原稿をHISAKOが書いているのが2013年10月29日なので、ジャストナウな話題なんですが(笑))したの覚えてますか。陸上界で活躍した日本のトップアスリートの為末大さん(40)がツイッターで、「やればできると言うが、それは成功者の言い分であり、例えばアスリートとして成功するためには、アスリート向きの体で生まれたかどうかが99%重要なことだ」と持論を展開したところ、「身も蓋もない」「道は努力で切り開くもの」などと批判が殺到し、「炎上」しました。為末さんはこの「炎上」を受け、「努力だけでオリンピック選手にはなれない」などと、2013年10月28日にツイッターで寄せられた批判に応戦したんです。まあ、遺伝子検査をこよなく愛するHISAKOには、多くの2ちゃんねらー同様、正直、何で当たり前の正論が「炎上」って事態に発展するのか理解に苦しむところはあります(笑)が、このアスリート向きの体で生まれたかどうかを決めるのが遺伝子であり、それを知るための手段が遺伝子検査なのです。 201411image9 まあ、簡単に言うと、外的な美容に関わる遺伝子MMP1遺伝子と、内的な美容に関わる遺伝子であるGPX1遺伝子とSOD2遺伝子って仕分けですかね。

コラーゲン分解遺伝子であるMMP1遺伝子

 理解をがっちりする為には、下の”皮膚遺伝子メカニズム フロー図”を参照にしながら読んで頂くのが一番。 201411image123  まあ、上図がこの遺伝子検査の全てって言えば全てなんです(笑)が、少し砕いて説明しましょう。 2014111image15 MMP1遺伝子は、コラーゲンの分解酵素であるMMP1(マトリックスプロテアーゼ)って酵素を、活性化させる働きがあります。MMP1の酵素活性が高まり、コラーゲンの分解が過剰に進んだ場合、ハリや弾力を低下させ、シワやたるみの原因の1つとなります。

 MMP1遺伝子の遺伝子型には、Ins/Ins型、Ins/Del型、Del/Del型の3通りあり、Ins/Ins型とIns/Del型の場合は、Del/Del型に比べ、MMP1の酵素活性が亢進し易い傾向にあるんだそうです。つまり、太陽が大好きなA子さんとB子さん、C子さんって仲良し3人組がいるとして、3人共が同じ様な、紫外線防御なんて辛気臭い!とばかりに太陽を享受しまくった生活を送ってたとします。そりゃあ、3人が3人共に、紫外線による光老化って天罰を受けます。これは当たり前ですが、変えられません。が、Del/Del型のC子さんは紫外線を浴びたなりの罰を受けた=シワ・たるみが出たのに対し、Ins/Ins型のA子さんとIns/Del型のB子さんは貧乏籤引いちゃったって言うか…、同じ様に遊びまくったC子さんと比べて、明らかにシワシワで、ハリの無い、緩んだ肌≒年寄りに見えるって事です。人並み以上に若々しくと思うのなら、勿論、誰もが節制した生活を心掛けるべきではありますが、自分だけ貧乏籤引くのが嫌だって思うタイプなら、自分の遺伝子型を予め調べて、Ins/Ins型若しくはIns/Del型って判決が下ったら、諦めて人よりも節制して生きて行け!って感じですかね(笑)。それを、転ばぬ先の杖とも言います。

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 紫外線を浴びた挙句のシワの出来方については、以前特集をしたので、それ(美容通信2004年4月号)を読んで頂く事にして、予防としては、MMP1の酵素活性を徒に更新させない様に、紫外線対策の一言に尽きます。飲み系(美容通信2012年10月号)でも塗り系(美容通信2003年8月号)(美容通信2004年11月号)でも構いません。兎に角、防御あるのみです。
 後は、分解以上のコラーゲンを作って頂くしかないので、高濃度のビタミンC点滴(美容通信2008年11月号)で材料系を充実させるか、ケツを叩いて働かせる系の、乳酸によるケミカルピーリング(美容通信2005年4月号)、若しくはレーザーかレーザーもどきってって括りではフラクセル(美容通信2007年2月号)やフォトフェイシャル(美容通信2003年5月号)か、溶ける糸をいっぱい入れちゃうファインリフト(美容通信2012年5月号)って所でしょうか。短期の派遣社員の大量雇用系のベネブ(美容通信2012年6月号)なんかもありかなぁ。手軽にお家でなら、家庭用のダーマ―ローラー(美容通信2009年8月号)を併用するのも悪くないかも。
 オススメ食材は、卵、牛乳、納豆、魚、パプリカ、豆腐、水菜、いちごです。

解毒遺伝子であるGPX1遺伝子

201411image27 GXP1遺伝子は、GPX1(グルタチオンペルオキシダーゼ1)と言う、過酸化水素(活性酸素の一種)を除去する酵素を、活性化させる働きがあります。

 GXP1遺伝子の遺伝子型は、200Pro/200Pro型、200Pro/200Leu型、200Leu/200Leu型の3種類あり、遺伝子型によってGPX1の酵素活性が決定されます。200Pro/200Leu型、200Leu/200Leu型は、200Pro/200Pro型と比べると、GPX1の酵素活性が低下しているので、体内で発生する過酸化水素や過酸化脂質を効率良く除去する事が出来ず、消去にもたついている間に、メラノサイトが刺激され、シミ祭り状態になってしまいます。

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 つまり、貴女が有害物質の被害を被り易い200Pro/200Leu型、200Leu/200Leu型なら、せめて、肌老化を加速させる環境要因を避けて、日頃から新陳代謝を良くする栄養素や成分の食品、化粧品を使う等の、足掻くって、往生際の悪さが大事です。塵も積もれば、山となるですから、ね。 201210image1
 酸化を促す紫外線は、勿論避ける。飲む日焼け止め”ヘリオケア”(美容通信2012年10月号)の主成分であるFERNBLOCKは優れた抗酸化作用を有しているので、特にオススメかな。紫外線を無かった事にしてくれます(笑)。似た様な立ち位置としては、高濃度のビタミンC点滴(美容通信2008年11月号)やプラセンタ注射/点滴(美容通信2009年2月号)、オゾン療法(血液クレンジング)(美容通信2011年8月号)がありますが、デトックスを極めるのなら、やっぱ、そのものズバリのグルタチオン療法(美容通信2008年11月号)ですかね。GPX1(グルタチオンペルオキシダーゼ1)遺伝子の遺伝子型に問題アリなら、ファーストチョイスと断言しても良いかも知れません。キレーション(美容通信2006年11月号)も悪くないとは思います。局所的には、抗酸化作用に優れるASVC(美容通信2009年10月号)やエンビロンの化粧品(美容通信2004年11月号)がオススメですし、抗酸化ビタミン等の定期的なイオン導入(美容通信2006年1月号)も良いんじゃないかな。
 後は、ストレス過多!?なんて自覚ありありなら、抗ストレスホルモンであるDHEA(美容通信2010年12月号)や、副腎疲労をサポートしてくれるサプリメント”アドレナルガード90”adorenaruga-do2clip_image004なんて良いと思います。スーパーライザー(美容通信2007年12月号)やプラセンタのツボ注射(美容通信2009年4月号)もこのカテゴリーに属します。
 酸化を加速しちゃうだけの、煙草(美容通信2006年10月号)(美容通信2008年7月号)や排気ガスを排出しているバスのケツをジョキングしないのは、当たり前っちゃあ、当たり前かぁ(笑)。
 オススメ食材は、アセロラ、カボチャ、トマト、にんじん、ほうれん草、豚肉、緑茶です。

酸化遺伝子であるSOD2遺伝子

201411image171SOD2遺伝子は、第6番染色体に存在し、活性酸素の一種であるスーパーオキシドを除去する酵素であるSOD2(スーパーオキシドジムスターゼ2)の酵素活性に関与しています。

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 SOD2遺伝子には、16Val/Val型、16Ala/16Val型、16Ala/Ala型の3つの遺伝子型があり、遺伝子型によってSOD2の酵素活性が異なります。Val型は、ミトコンドリアに於けるSOD2の酵素活性が30~40%低下しているので、スーパーオキシドをテキパキ処理出来ず、多寡が知れた酸化ストレスにも屈してしまう弱っちい子になってしまいます。つまり、16Val/Val型だと、16Ala/16Val型や16Ala/Ala型の人よりも、細胞の酸化やDNAの損傷等によるシミ・シワ・たるみで大人っぽく(←婆っぽくか?)見えると言うか…、現代の日本の様に女の価値を若さ(≒見た目年齢)で測る社会では、(あからさまには言いませんが、実はしっかり)損をするって話です。

 対抗馬として抗酸化を強力に進める必要があるので、中身的には、GPX1遺伝子の時の転ばぬ杖と同じ杖で十分ですかね。
 オススメ食材としては、モロヘイヤ、ほうれん草、かぼちゃ、アーモンド、みかん、あさり、チョコレート、ニラ、セロリ、赤ワインです。

遺伝子検査の結果から、お肌を4タイプに分類

 遺伝子検査の結果を踏まえて、便宜上、肌を4タイプに分類します。

タイプ1

 ハリ・弾力を維持する力、抗酸化力が共に標準。つまり、「3つの肌質関連遺伝子の影響を受けない」=「10の悪い事をしたら、純粋に10の報いを受ける」タイプだって事。全てが自業自得で、同情の余地なしとも言います(笑)。

タイプ2

 遺伝子の影響で、コラーゲンが出来るよりも分解されちゃうタイプなので、悪い事をすると、シワって罰を受けるタイプ。例えが悪いですが、貴女が3人組の押し込み強盗の1人で、生れ付きちょっとドンくさいタイプだったとします。ドンくさいので、当たり前だけど、自分1人だけ警察に捕まって、逃げ通した他の2人の分まで余計に罪を着せられ、3人分の罪を背負わされる。刑種としては、身体刑のうちの「シワ」。…こんな感じかな。

タイプ3

 親の因果で、抗酸化力に問題アリにの体に生まれ付いたが為に、爪が甘いと申しますか…除去し切れなかった活性酸素の反撃に合い、肌が錆びてしまうタイプ。

タイプ4

201411image19 踏んだり蹴ったりとか、「ああ無情(レ・ミゼラブル)」のジャン・ヴァルジャンみたいなって表現がぴったりの、ハリ・弾力を維持する力も、抗酸化力も、両方とも劣っているタイプ。例えば、紫外線に散々当たって遊びまくったツケは大きく、一緒に遊んでた友達が「シミになっちゃった! やっぱ学生時代に海で遊び過ぎたから仕方ないよね」とか、「私は、ちょっとシワが増えた感じかな。うちの母さんには、シワになる家系だから日焼け止め塗って行きなさいって、何時も注意されてたもんなぁ。…あの時、親の助言聞いときゃ良かったなぁ、って今になって後悔。後悔だよ」等々と、お気楽な発言しているのを尻目に、「私だけ、両方?皺くちゃで、シミだらけ…」と臍を噛むって感じですかねぇ。 201411GineLifelogoimage201411GineLifelogoimage201411GineLifelogoimage  
 さあ、貴女の結果は如何に?

参考までに、HISAKOの結果を大公開しちゃいます。

HISAKOの肌老化関連遺伝子の結果

 HISAKOの肌老化関連遺伝子検査の結果は、踏んだり蹴ったり(笑)のタイプⅣ。コラーゲン分解遺伝子であるMMP1遺伝子はIns/Del型だし、解毒遺伝子のGPX1遺伝子は200Pro/Leu型で、抗酸化遺伝子のSOD2遺伝子も16Val/Val型。
 紫外線対策&抗酸化対策のWガードで、常に老化と戦い続けないと、地に堕ちるタイプです。

その他の簡易版・遺伝子検査キットシリーズ

簡易版・遺伝子検査キットシリーズは、上記の”肌(肌老化遺伝子キット)”の他、”痩(肥満遺伝子検査キット)”、”脂(メタボ遺伝子検査キット)”、”骨(骨粗鬆症遺伝子検査キット)”があります。さらっと、解説のみ載せときますね。

肥満遺伝子

 あくまでも簡易キット版なので、詳しく知りたい人は、それなりに詳しい遺伝子検査(美容通信2010年3月号)を受けて下さい。この簡易バージョンで調べられるのは、β3AR遺伝子、UCP1遺伝子、β2AR遺伝子の3つだけです。だから、まあ、安いんだけどね、ははは。
 夫々の肥満遺伝子の変異の有無(ワイルド型/ヘテロ型/ホモ型)と性別から、4タイプに分け、最適なダイエット方法を模索します。

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201411image15リンゴ型

 β3AR遺伝子変異の特徴が強く表れる”リンゴ型”は、糖質で太り易いタイプ。
それ故に、食事のポイントとしては、×食パン→○ライ麦パン、×白米→○玄米、×加糖ヨーグルト(フルーツ味)→○低糖ヨーグルト、×加糖コーヒー→○低糖コーヒーに変えるなんて言うのは、絶対のお約束(美容通信2011年4月号)だし、ど~しても糖分祭りに参加を余儀なくされるような事態(笑)が発生しそうなら、予め”D&Bカーボハイドレート90” を飲んで炭水化物の吸収抑制を図るなんてのも、ありかな。

”D&Bカーボハイドレート90”

201411image 因みに、”D&Bカーボハイドレート90”は、Phase 2 TM (炭水化物中和剤)、Gymnema Sylvestre 、Chromemate (クロミウム) を独自に組み合わせた、炭水化物の吸収抑制と体重管理をサポートする為の、医療用ダイエタリーサプリメント。HISAKOは、後述の”洋なし型”ですが、朝飲みの日(笑)とか、粉モノに塗れる粉だらけデ―とか、炭水化物を多く含んだ食事の前には必ず神頼み的に飲んでます。サプリメントの癖に結構良いです。痩せます。
●Phase 2 TM とは?
炭水化物中和剤「Phase 2 TM (フェーズ2)」は、白インゲン豆由来の天然抽出物です。 お米、パン、麺類等の炭水化物は、消化され、エネルギー源であるグルコースに変換されます。グルコースは体のエネルギー源として非常に大切な物質ですが、過剰なデンプン質は脂肪の原料となります。この『Phase 2 TM』は、デンプンを分解する際に働く酵素α- アミラーゼの働きを抑え、過剰なデンプン質が単糖にまで分解され、腸から吸収されることを抑制します。糖質の腸からの吸収が少なくなれば、体内で脂肪に変換される量も減少します。だから、”洋なし型”のHISAKOにも効果覿面なんです。 最近の二重盲検試験では、Phase 2 TM が、複合糖質からのカロリー吸収を60% 低下させたという結果が出ています。
●Gymnema Sylvestre (ギムネマシルベスタ) とChromemate とは?Gymnema Sylvestre とChromemate は、正常な血糖値の維持、適切なインスリン利用のサポートを行う事で、甘い物への欲求をコントロールします。集中して脂肪を燃焼し続けるためには、インスリンの適度な調整が必要です。
 ナイアシンとクロミウムの複合体である「Chromemate (クロミウム)」は、効果的なインスリン作用に関わる活発なブドウ糖耐性因子です。 これら3 つの活性成分は、脂肪燃焼の促進、正常な血糖値の維持、複合糖質のカロリー中和により、健康的、効果的に体重を管理します。●ダイエットと炭水化物炭水化物は、体のエネルギーとして必要です。現在の研究では、体重減少の為に、1 日当たり約130bの炭水化物の摂取が推薦されています。”D&Bカーボハイドレート90”は、1 日の炭水化物摂取量が130g以上の方に特に推奨のサプリメントです。
 他の栄養素をほとんど含有しない、カロリーのみの食品を過度に摂取した場合、炭水化物は脂肪として体に蓄えられます。炭水化物の摂取量の管理が、ダイエット成功の大きな鍵になると言えます。”D&B カーボハイドレート90”1カプセルで、デンプンを最高100g(400 カロリー) 抑制します。

201411image16洋なし型

 UCP1遺伝子の変異の特徴が強く表れる洋なし型。脂質で太り易いタイプです。
それ故に、食事のポイントとしては、×牛乳→○低脂肪乳、×肉(普通の)→○赤身肉、×ヨーグルト→○低糖ヨーグルト、×揚げ物→○蒸し物、×アイスクリーム→○シャーベットですかね。

201411image20バナナ型

 β2AR遺伝子の変異の特徴が強く表れるバナナ型。筋肉が付き難いタイプです。
それ故に、食事のポイントとしては、○魚、○卵、○鶏ささみ、○プロテイン飲料、○ヨーグルトが推奨されます。

201411image21アダム・イブ型

 遺伝子には全く変異が無く、単に生活習慣に可なり問題アリ!?ってタイプ。
それ故に、食事のポイントとしては、○ヨーグルト、○魚介類、○鶏肉、○フルーツ、○こんにゃく、○豆腐が推奨されます。

メタボ遺伝子

 脂質異常症に関与するAPOE遺伝子(E4型、E3型、E2型)と、高血圧症関連するACE遺伝子(DD型、ID型、II型)を調べます。
高血圧の発症リスクが高いタイプと診断されたら、食事のポイントとしては、NGフードは梅干し、塩辛、ししゃも、しょうゆ、みそ。OKフードは昆布、野菜、わかめ、減塩しょうゆ、減塩みそ。
脂質異常症の発症リスクが高いタイプと判断されたら、食事のポイントとしては、NGフードは揚げ物、炒め物、生クリーム、豚角煮、サーロイン。OKフードは、蒸し物、煮物、豆乳、魚、ヒレ肉かな。

骨粗鬆症遺伝子

 カルシウムの吸収力に関与するVDR遺伝子(b/b型、B/b型、B/B型)と、骨の強度に関するBGLAP遺伝子(h/h型、H/h型、H/H型)を調べます。
カルシウムの吸収力が弱いタイプと判定されちゃったら、推奨される食い物としては、牛乳、サンマ、納豆、ほうれん草、うなぎ。
骨の強度が弱い奴って判定が下ったら、推奨される食い物としては、牛乳、ヨーグルト、ナッツ類、魚、春菊。
 
 以上が、お手軽価格の簡易バージョンの御紹介でしたが、お買い得情報はまだまだ(笑)。
昔は、全部一括おまとめ遺伝子検査セットって選択肢しかなかったのが、必要なものだけを選択して選べる個別検査が出来るようになりました。遺伝子検査の検査会社さんがアホみたいに増えて、殆ど過当競争状態に突入し、背に腹は代えられぬって訳でもないのでしょうが、ターゲットを絞ったばら売り会社も出現! これは消費者(医者&患者)にとっては嬉しい限りで、要らないものまで調べる必要がないので、お手頃価格で検査が可能になりました。…いやぁ、ホント、良い世の中になったもんです、はい。
 男性型脱毛症(AGA)関連(AR遺伝子)、解毒・免疫関連(アレルギー性疾患)(CCL5遺伝子・MS4A2遺伝子・IL13遺伝子)、免疫関連(乳癌)(COMT遺伝子・GSTP1遺伝子・GSTT1遺伝子・GSTM1遺伝子)、免疫関連(子宮癌)(TP53遺伝子)、アトピー性皮膚炎(SPINK5遺伝子・Filaggrin遺伝子)等かな、HISAKOのクリニックで要望が高いのは。癌系だと、他には、胃癌とか、肺癌、口腔癌、前立腺癌関連遺伝子は、調べられます。

アトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎関連遺伝子として検査を行うのは、皮膚のバリア機能を関与するFilaggrin(フィラグリン)遺伝子と、フィラグリン分解酵素の活性に関与するSerine Protease Inhibitor Kazal-Type 5(SPINK5)遺伝子です。

バリア機能で重要なタンパク質「フィラグリン」

201411image11 左図は、昨年の9月18日米国科学誌「The Journal of Allergy and Clinical Immunology」誌に掲載され、それを報じた新聞やTV、雑誌等のメディアで紹介されていたので、目にした人も多いはず。今まで保湿位しか皮膚のバリア機能を高める手段がなかったんですが、このフィラグリンの発現を上げる事で、アトピー性皮膚炎を改善させうることが証明されたんです。又、動物モデルではありますが、内服で皮膚のバリア機能を高め、アトピー性皮膚炎の症状を改善させうるシード化合物が発見された事も注目点でした。今回の成果に基づき、今後フィラグリンをターゲットとした新たな治療戦略、特に新規内服治療剤の開発が期待されるとされています。

 皮膚には「表皮」があり、角質層が皮膚のバリア機能を果たしていますが、その中核を担うのが「フィラグリン」です。フィラグリンは、「プロフィラグリン」として表皮で産生されますが、これが分解する事で「フィラグリンモノマー」となり、皮膚のバリア機能を担います。又、フィラグリンは更に分解され、天然保湿因子として働くという特徴を有しています。
 ところが、2006年、イギリスで、このフィラグリンの遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎の約1/3から半数に見られたと報告されました。2008年には、日本では、アトピー性皮膚炎の約20%に異常が見られるという報告がなされています。又、アトピー性皮膚炎の患者のほぼ全員で、フィラグリンが低下していることが知られています。
 アトピー性皮膚炎では、バリア機能が低下していると、当たり前っちゃ当たり前だけど、異物に対する免疫応答が過剰に誘導されちゃうので、症状が悪化する可能性があります。つまり、このフィラグリンの発現をコントロール出来れば、アトピー性皮膚炎が改善出来るんじゃないかって、世界中で大きな注目を集めているんです。

Filaggrin(フィラグリン)遺伝子

201411image45 Filaggrin(フィラグリン)遺伝子は、第1染色体に位置し、皮膚の最も外側に当たる角質層の形成に重要な蛋白質の産生に関与します。この蛋白質は、プロフィラグリンと呼ばれ、小さなフィラグリンが複数繋がった前駆体で、蛋白質分解酵素によってフィラグリンに分解され、角質層の形成に作用します。更にフィラグリンはアミノ酸レベルまで分解され、角質層の保湿に重要な天然保湿因子としても働きます。つまり、一粒で2度美味しい系なのです。
Filaggrin(フィラグリン)遺伝子は、皮膚の保湿と防御に関与する事から、前述の如く、アレルギー性を含むアトピー性皮膚炎との関連が報告されています。

 Filaggrin(フィラグリン)遺伝子に変異がある人は、変異が無い人に比べると、表皮の弾力や滑らかさを保つのに必要な、ケラチナミンマトリックスなるものの機能が低下しているので、角質層の形成がきちんと出来ず、まあ、言葉悪いけど、出来損ない?の角質層になる(笑)。そりゃあ、皮膚のバリア機能が劣って当たり前だよね。そうなれば、敵の侵入を喰い止めれないから、殆ど無抵抗で、細菌だとか、花粉、カビ、ダニ、化学物質等々に苛められ放題。皮膚炎が増悪します。あっ、因みに、無抵抗主義と言うと、マハトマ・ガンディーって良く誤解を受けますが、彼の政治思想は、民衆暴動と相対する概念としての、「非暴力、不服従」主義です。無抵抗に一方的にボコられろ!ってものではありません。悪しからず。

SPINK5遺伝子

 Serine Protease Inhibitor Kazal-Type 5(SPINK5)遺伝子は、第5染色体に位置し、LEKTⅠと呼ばれるセリンプロテアーゼ(蛋白質分解酵素)阻害因子の産生に関与します。SPINK5は、最初は、巨大な前駆体として誕生しますが、世間に揉まれると言うか…、正しくは蛋白質分解酵素によって小さな分子に切り刻まれ、その一つがLEKTⅠになります。LEKTⅠは、前述のプロフィラグリンを分解するセリンプロテアーゼの活性を阻害するので、こいつがのさばると、フィラグリンが低下し、皮膚は必然的にバリアの弱っちい苛められっ子に貶められてしまいます。

 SPINK5遺伝子は、皮膚の保湿と防御に関与する事から、アレルギー性を含むアトピー性皮膚炎との関連が報告されています。

 SPINK5遺伝子に変異がある人は、変異が無い人に比べて、LEKTⅠ蛋白質の活性がやや高く、フィラグリン産生が低下する傾向があります。この事から、体を外敵から守るべき最前線の皮膚のバリア機能が低下しており、又、表皮における免疫力の低下が推測されます。

HISAKOのアトピー性皮膚炎関連遺伝子の結果

Filaggrin(フィラグリン)遺伝子は、C/C型で低い。SPINK5遺伝子は、420Glu/Lysで標準。つまり、角質層の形成はHISAKOは並って事です、はい。
  • Filaggrin(フィラグリン)遺伝子
    • C/C型⇒日本人の98.8%を占める大多数派。Filaggrin等の産生は標準的→角質層形成は標準的。
    • C/G型、G/G型⇒必然的に、日本人の1.2%しかいない極々少数派。Filaggrin等の産生は劣る→角質層形成がちゃんと出来ない!→皮膚炎(肌荒れ)を起こし易い可哀相な人…。
  • SPINK5遺伝子
    • 420Glu/Glu型⇒日本人の14.3%。SPINK5産生がやや高い→LETK1蛋白質の産生がちょっとばかり多い→肌荒れを起こし難いタフな肌。
    • 420Glu/Lys型、420Lys/Lys型⇒日本人の85.7%を占める多数派。SPINK5の産生は並→LETK1の産生も並→角質層形成も当然並。

免疫関連(乳癌)

 乳癌関連遺伝子としては、COMT遺伝子、GSTP1遺伝子、GSTT1遺伝子、GSTM1遺伝子の4つの遺伝子について検査を行います。ここでの”遺伝的リスク”とは、統計的なデータによる生まれながらの傾向性を示すもので、癌の診断じゃないので、お間違いなく! つまり、リスクが高いって診断を受けたら、「ちゃんと毎年癌検診は受けろよ!」「不摂生はすんなよ!」等々って意味です。

COMT遺伝子

201411image28 乳癌の発症に関与する遺伝子の1つ。喫煙者での肺癌にも関係がみられるんだそうな。H/H型、H/L型、L/L型の3型があります。

 COMT遺伝子は、解毒システムに加え、ドーパミン、エストロゲン、カテコールアミン等のホルモン&神経伝達物質に関係する遺伝子です。
 私達の体は、望むと望まざるとに関わらず、常に、環境関連(汚染物質、農薬、有機溶媒)、加工食品(アルコール、添加物、芳香族アミノ酸等からのフリーラジカル)、薬物等々、様々な有害な物質に晒されています。解毒のシステムについては、以前さらっと”腸管免疫”(美容通信2014年1月号)でも触れましたが、主に肝臓で毒気を抜くと言う、まあ、無毒化なる作業を行っておりますが、これには実は2つのルートがあるんです。フェーズⅠの解毒システムは、チトクロームp450酵素が関与するもので、脂肪溶解性物質を水溶性に変化させる過程で、発癌物質も無毒化してしまいます。フェーズⅡの解毒システムは、毒物を水溶性物質(アセチル物質、グルタチオン、硫酸塩、グリシン、ルクニド)と結合させ、最終物は、胆汁や尿経由で体外に排出します。
 解毒の酵素は、その遺伝子型により、代謝活性と毒性度合いに影響し、延いては発癌のリスクにも関与します。解毒活性の弱い人は、そもそも、発癌性を伴う物質に極力晒されない様に注意をすべきなのです。
 他にも、COMT遺伝子は神経伝達システムにも密接な関係があり、高血圧や喘息、パーキンソン病の治療の際に頻用されるカテコール系薬物の代謝に重要な役割を果たしています。COMTがホモ型の場合、アドレナリンラッシュが起こり易く、興奮し易い傾向があるので、高血圧の人は要注意です。更に、COMTはDNAに結合して、ダメージの引き金となるエストロゲンの不活性化に関連しています。

GSTP1遺伝子

乳癌の発症に関与する遺伝子の1つで、105Val/105Val型、105Ile/105Val型、105Ile/105Ile型の3型があります。

 GSTP1遺伝子は、解毒システムに関連しています。
 前述の通り、良いモノにも悪いモノにも、どっちつかずのってモノも結構多いとは思いますが、雑多な連中にどっぷり首まで漬かって、塗れて生きて行くのがある意味人生ってものだとは思いますが、悪いモノは体の中までは取り込んではいけません。毒ですから(笑)。しかしながら、幾ら注意しても侵入してしまうのが悪い奴らの常で、それに対し、私達の体は解毒システムを有し、自ら浄化に働きます。しかしながら、浄化システムが生まれつき(=遺伝子的に)あんま働かない人は、自ずと発癌のリスクが高まるので、人並み以上に清い環境に身を置く必要があります。
 GSTP1蛋白は、赤血球を除く全ての細胞、組織に存在し、多くの物質と還元型グルタチオンの結合に際し、仲介役として働きます。触媒って奴です。ところが、これらの物質のなかにはエストロゲン及びその代謝産物(美容通信2010年8月号)があり、これ等は乳癌の発症に関与します。煙草と酒をこよなく愛する人々に於いて、GSTP1が105Ile/105Ile型の遺伝子タイプだと、食道扁平上皮細胞癌のリスクが上がるとされています。又、(天然ではなく! 合成のホルモン製剤での)ホルモン補充療法(美容通信2010年8月号)(美容通信2010年9月号)(美容通信2010年12月号)をしている女子で、GSTP1(105Ile/105Ile)及びCOMT(L/L)遺伝子型を有している場合、乳癌の発癌リスクは上がります。男性の場合は、前立腺癌に関与していると言う報告があります。

GSTT1遺伝子

 乳癌の発症に関与する遺伝子の1つで、Presentl型、Null型の2型があります。

 GSTT1蛋白の活動の舞台は、GSTP1の守備範囲外の赤血球です。やってる事は、解毒排出。GSTT1は、還元グルタチオンと様々な物質の結合を取り持つ仲介業者ですが、相手がエストロゲンやその代謝産物だったりすると、乳癌のリスクが上がる可能性があります。又、肺癌にも関与しているなんて報告もあります。

GSTM1遺伝子

 乳癌の発症に関与する遺伝子の1つで、Presentl型、Null型の2型があります。

 GSTM1遺伝子は解毒システムに関連していますが、肝臓に於けるGST酵素連中の中で最も活性が強いのが、このGSTM1酵素です。乳癌の他、膀胱癌にも関与しているとの報告があります。 201411GineLifelogoimage 201411GineLifelogoimage201411GineLifelogoimage

 

HISAKOの免疫(乳癌)関連遺伝子の結果

 COMT遺伝子は、H/Lのやや高め。GSTP1遺伝子も105Ile/105Valだし、GSTM1遺伝子もPresent型と、やや高め。GSTT1遺伝子に至っては、Null型。生まれながらに解毒システムにイエローカードが点滅しているHISAKOは、発癌性を伴う物質を極力身の回りから避け、幾ら、元の濁りの田沼恋しくとも、白河の清きに自ら住み続けよって、神様からのお達しなんでしょう。

免疫関連(子宮癌)

 子宮癌関連遺伝子としては、TP53遺伝子について検査を行います。このTP53遺伝子は、悪性腫瘍、様々な癌の腫瘍マーカーに関与する遺伝子で、特に子宮癌に関係が高いとされています。 遺伝子型は、72Arg/72Arg型、72Arg/72Pro型、72Pro/72Pro型の3型があります。

 TP53遺伝子は、細胞の制御に関与します。
 TP53は、細胞の成長と分裂に関する門番の様な存在です。細胞のDNAが何らかの理由で損なわれてしまっているのを発見したら、直ちに、その製造ラインを停止させ、不良品を殺処分し、被害が拡大しない様に、細胞分裂の過程を強制終了させます。この緊急停止ボタンであるTP53蛋白が細胞の中にないと、当然ながら、細胞が横道に逸れても、その迷走(暴走?)を誰も止める事が出来ません。
 72Pro対立遺伝子は、TP53活性が低く、抑止力としては有効ではありません。腫瘍や癌の暴走を完全に阻止出来るだけの、力量が無いって事です。それ故に、72Pro対立遺伝子を有する女性は、肺腺癌、食道の扁平上皮癌、子宮内膜症のリスクが高くなります。72Arg/72Pro型や72Pro/72Pro型の遺伝子型の人は、腫瘍や癌を制御出来ずに、野放図な繁殖!?を許してしまう可能性が高いって事です。細胞周期、細胞死制御に於いて、殆どの腫瘍の発症に関与しているって報告もあります。

HISAKOの免疫(子宮癌)関連遺伝子の結果

 HISAKOは、72Arg/72Pro型。腫瘍や癌を制御出来ずに、野放図な繁殖!?を許してしまう可能性がやや高い…。だから、癌になったのか…。

後日談

201411image30 遺伝子検査の結果を受けて、提携のPET検査病院(ゆうあいクリニック)にて、念の為のPET検査を受けました。

[臨床情報] 子宮癌術後、下肢浮腫(++)、r/o再発
[所見] <PET所見> 前回2012年8月のPET検査所見と比較しました。骨盤腔内を含め、悪性腫瘍を疑う異常なFDG高集積域はありません。
<CT所見>
脳内に異常吸収領域はありません。
副鼻腔、唾液腺、上咽頭~下咽頭、喉頭、甲状腺等に異常を認めません。
両側腋窩や縦隔リンパ節腫大を認めません。
両側乳腺に異常吸収域はありません。
両側肺野に異常吸収域はありません。
肝左葉に嚢胞を認めます。
 胆嚢、膵臓、脾臓、副腎及び腎には異常所見はありません。
 骨盤腔内では子宮は摘出後の状態です。
 胸水、腹水はありません。 [画像診断] 子宮癌の再発・転移を疑う所見はありません。

2014111image29

*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。

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来月号の予告

シミは、嫌だ(笑)。
だから、わたしはシミを治療する。
<シミの治療>です。

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