アミノインデックス®癌のリスク検査 | 旭川皮フ形成外科クリニック旭川皮フ形成外科クリニック

HISAKOの美容通信2017年6月号

アミノインデックス®|癌リスクスクリーニング

アミノインデックス®癌リスクスクリーニング(AICS®)は、日本が誇るこのアミノ酸の重鎮・味の素株式会社が技術開発した、血液を用いたがんスクリーニング検査です。
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採血は、病院で一番手軽にそして頻用される検査の代表格ですが、その際に一緒に検査を行うことが出来ます。
1回の採血で、複数の癌種について、リスク評価が出来ます。
早期の癌や幅広い組織型にも対応した検査です。
年に一回、そのいつもの採血ついでに、癌スクリーニング検査してみませんか?

 最近といっても、この7~8年って意味ですが、完全に終わったはずの昔の子宮癌が、今頃になって様相を変え、年に1回か2回は、組織生検でグレーゾーンに引っ掛ります。今年は、アミノインデックス®癌リスクスクリーニングを加えて、別の視点から、癌検診してみました。HISAKOの検査結果も、ついでに大公開!

アミノインデックス®|癌リスクスクリーニング

アミノインデックス®(AICS®)とは?

201706image256 アミノ酸と言えば、味の素。日本が誇るこのアミノ酸の重鎮・味の素株式会社が技術開発したのが、アミノインデックス®癌リスクスクリーニングです。AminoIndex Cancer Screeingの略です。

 この検査は、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人と癌の人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析し、今現在、癌であるリスク(可能性)を評価するものです。つまり、これからの未来については、全く関与しない、今!しか重視しない検査とも言えます。

 特徴を列挙いたしますと、

  • 血液中のアミノ酸濃度測定による、全く新しいタイプの検査です。
  • 一度の採血で、複数(男性5種類、女性6種類)の癌を同時に検査出来ます。
  • 早期の癌にも対応した検査です。
  • 採血による簡便な検査です。他の採血の検査、例えば栄養状態やホルモン状態等の血液検査と同時に行える。つまり、取られる血液の量がちょとばかし増える位で、敢えてではなくて、次いでに検査が出来るのが美味しいところ(笑)。

 

■現在癌であるリスクを報告します。

 アミノインデックス®癌リスクスクリーニングは、夫々の癌について、現在癌である確率を0.00~10.0の数値(AICS値)で報告します。リスクの傾向は数値が高い程、癌である確率が高くなります。

 又、このAICS値からリスクを判定する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」に分類され、癌であるリスク傾向が3段階で示されます。「ランクA」よりも「ランクB」、「ランクB」よりも「ランクC」と、徐々に癌であるリスクが高くなる!という最後通告度!が上がる評価となっておりやす。

 まあ、平たく言えばぁですが、「ランクC」の場合は、専門医に紹介状をお書きしますので、検査の結果と共に受診をお願いしております。「ランクA」「ランクB」では、希望があればですが、通常の癌検診をオススメしています。

ランク分類 ランクA ランクB ランクC
AICS値 0.0~4.9 5.0~7.9 8.0~10.0
AICS(胃) 胃癌 1/3200[0.3倍] 1/625[1.6倍] 1/98[10.2倍] 
AICS(肺) 肺癌 1/2963[0.3倍] 1/536[1.9倍] 1/111[9.0倍]
AICS(大腸) 大腸癌 1/2000[0.5倍] 1/789[1.3倍]  1/122[8.2倍] 
AICS(膵臓) 膵臓癌 1/3478[0.3倍] 1/789[1.3倍]   1/86[11.6倍] 
AICS(前立腺) 前立腺癌 1/2222[0.5倍] 1/469[2.1倍] 1/156[6.4倍] 
AICS(乳腺) 乳癌 1/1509[0.7倍] 1/556[1.8倍]  1/250[4.0倍] 
AICS(子宮・卵巣) 子宮癌・卵巣癌 1/4000[0.3倍] 1/682[1.5倍]  1/86[11.6倍] 

*[]:一般人の癌であるリスクを1とした場合の、癌であるリスクの倍率

 ははは、表を見ても、今ひとつピンと来ませんよね。例えば、胃癌で「ランクA」と判定が出た場合、癌である確率は1/3200、「ランクB」では1/625、「ランクC」では1/98となり、「ランクA」「ランクB」「ランクC」の順で癌である確率はUPして行きます。又、一般人が癌である確率を1とした場合、胃癌に於ける「ランクB」は1.6倍、「ランクC」では10.2倍のリスクって意味なんですが。

 う~ん、更に言い直すと、下の表の通り。癌の一般的な有病率を0.1%(10000人に10人)とした場合、夫々のランクで想定される有病率を、検査の感度及び特異度から算定したものです。

検査区分 AICS値の結果範囲 有病率(夫々のランクでの有病者数)
ランクA 0.0~4.9 0.03~0.07%(8000人に2.5~5.3人)
ランクB 5.0~7.9 0.13~0.21%(1500人に1.9~3.2人)
ランクC 8.0~10.0 0.40~1.02%(500~2.0~5.1人)

 

 しかし、言い逃れではありませんが、大事な事は、癌の有無を直接調べる検査ではないと言う事です。単なるリスク検査でしかない。検査結果区分が、例え「ランクA」であったとしても、癌でないとは決して言い切れないのです。これは、「ランクB」や「ランクC」だからと言って、必ずしも癌を意味するものではないのです。

 そして、もう一つ大事な事は、癌ってものに罹患すると、その癌の種類に関わらず、共通で変化するアミノ酸があります。ですから、一つの癌に罹患していても、複数のAICSの項目について、「ランクB」や「ランクC」の烙印が押されてしまう場合があります。AICSは、その他の検査結果と共に総合的に判断されるものです。本検査の結果の解釈や必要な精密検査に関しては、医師にご相談下さいね。

  • 夫々の癌での特異度、感度及び陽性的中率

 因みついでに、夫々の癌での特異度、感度及び陽性的中率も載せちゃいましょう。これも、数字を弄んだだけの切り口の違いでしかないんですが、夫々の癌に対して、特異度が80%になるAICS値を5.0、特異度が95%となるAICS値を8.0になる様に設定しています。




罹患率

AICS値5.0以上

(ランクB又はランクC)

AICS値8.0以上

(ランクC)

特異度 感度 陽性的中率 特異度 感度 陽性的中率
AICS(胃) 0.1033% 80% 75% 0.39% 95% 51% 1.04%
AICS(肺) 0.0875% 80% 73% 032% 95% 45% 0.78%
AICS(大腸) 0.1236% 80% 60% 0.37% 95% 41% 1.00%
AICS(膵臓) 0.0259% 80% 77% 0.10% 95% 58% 0.30%
AICS(前立腺) 0.1266% 80% 64% 0.40% 95% 32% 0.80%
AICS(乳腺) 0.1239% 80% 47% 0.29% 95% 20% 0.49%
AICS(子宮・卵巣) 0.0870% 80% 80% 0.35% 95% 58% 1.00%

 *出典:岡本直幸:人間ドック26(3):454-466,2011.を改変・Fukutake N, et al:PLoS One10(7):e0132223,2015.を改変 及び味の素株式会社共同研究プロジェクト提供データ

 *罹患率は、2011年の全国年齢階級別推定罹患率(出典:国立がん研究センターがん情報サービス 地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2011年):人口10万人に対する人数)に基づき、味の素株式会社が%表記に換算。

 *子宮癌・卵巣癌の罹患率は、子宮癌(上皮内癌を含む)と卵巣癌の罹患率の合計を使用。

 (註)特異度、感度、陽性的中率は、症例対象研究に基づき、癌患者と健常者が夫々異なる集団から算出されています。

 

  • 201706image1198各種癌に対する感度(ランクC:特異度95%)

   AICS®は、ステージⅡ(又はステージB)までの癌症例に対しても、全ステージの症例と同様に、高い感度を示しました。

 

  • 201706image1199胃癌に於ける組織型別の感度(ランクC:特異度95%)

   胃癌に於いては、組織型ごとの感度に有意差が認められましたが、管状腺癌と比較して、低分化腺癌と印環細胞癌は同等又は高い感度を示しました。

 

  • 膵臓癌に於ける腫瘍占拠部位別の感度(ランクC:特異度95%)201706image1200

   膵臓癌に於いては、いずれの腫瘍占拠部位についても、同等の感度を示しました。

 

■検査の対象となる癌は?

 検査の対象となる癌は、①胃癌、②肺癌、③大腸癌、④膵臓癌、⑤前立腺癌、⑥前立腺癌(男性のみで~す!)、⑦乳癌(女性のみ)、⑧子宮癌・卵巣癌(女性のみ)です。唯、⑧の子宮癌・卵巣癌は、子宮頸癌なのか、体癌なのか、はたまた卵巣の癌なのか…、どれとは指摘は出来ませんが、十把一絡げ的にそのどれかの癌!(のリスクが)って事です。

 

■検査の対象となる年齢層はいくつ? 検査の対象外の人ってどんな人?

201706image11991 この検査は、妊娠している女性を除く、下記年齢の日本人を対象に開発された検査です。ですから、この条件から外れている人は、そもそも評価の対象外です。悪しからず。

  • 胃癌、肺癌、大腸癌、膵臓癌、乳癌⇒25~90歳
  • 前立腺癌⇒40~90歳
  • 子宮癌・卵巣癌⇒20~80歳

 *上記の対象年齢以外の方が受診された場合、取り敢えずは検査結果は出ますが、当たり前ですが、その検査結果自体を評価する、その基準の枠からはみ出してしまっているので、AICS値やランク判定の結果は出ません。

 *例えば、21歳の女子がこの検査を受けた場合、子宮癌・卵巣癌については評価が出来ますが、胃癌や肺癌、大腸癌、乳癌の判定は出来ないし、女の子なのでそもそも前立腺癌は調べない。けど、料金は一緒(笑)。それを承知で受けるのなら、どうぞです。

 因みに、以下に該当する方は、AICS値に影響がありますので、検査は受けられません。いや、正確に言うなら、受けても良いけど、きちんと評価の出る値にはならないから、お金の無駄だよ~んですかね。

 ・妊娠されている方 ・授乳中の方 ・癌患者(治療中を含む)の方 ・先天性代謝異常の方 ・透析患者の方

 

■検査の対象外ではないけれど…

   決して、検査の対象外だとは申しません。が、罹患している病気によっては、癌ではないのに、AICS値が高く出てしまう人がいます。現在までに分かっている病気としては、以下のものが挙げられます。該当する方は、その事を十分理解した上で検査に臨まないと、マジで、動揺しまくりの可哀そうな心理状態に陥ってしまいます。

  • AICS(肺):慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺結核、肺気腫、無気肺
  • AICS(前立腺):前立腺肥大、糖尿病
  • AICS(子宮・卵巣):子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍
  • 複数のAICS:脳梗塞

 

■検査を受ける前に、必ず読んで下さい。

 血液中のアミノ酸バランスに影響を与える可能性があるので、検査前のこの注意事項は、必ず守って下さい!

  • 検査前の飲食について

   検査前8時間を切ったら、もう水以外は口にしてはいけません。食事なんて論外ですし、サプリメントだっていけません。特にアミノ酸のサプリメント、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸製剤、牛乳・ジュース等も、食事同様、控えて下さいね。血を取られてしまえば、もう制限はありませんが(笑)。午前中に、とっとと採血を済ませてしまいましょう。午後採血だと、同じ8時間絶食でも、AICS値に影響がある事が分かっていますしね。

   あっ、幾ら8時間より前と言っても、採血の前の晩に、肉や魚等の高蛋白質のバカ喰いは、流石に控え201407image17ておくのが賢明ってもんでしょう。

  • 検査前の運動

   正しい検査結果が欲しいのですよね? ならば、筋肉を壊す≒血液中のアミノ酸↑の可能性がある運動は、検査当日の朝はするもんではありません。

  • 検査前の薬の服用

   薬剤がどうAICS値に影響を与えるのか、実は、開発した味の素さんに問い合わせても、「分かりません!」の素っ気ない回答しかいただけない。ですから、結局は、その薬の重要性で決まります。正しい結果を得られない可能性があっても、きちんと定刻に薬を服用した方が良いのか?否か?…判断をするのは、主治医です。ご相談の上、その指示に従っておくんなまし。

アミノインデックス技術について、蘊蓄を語ろう

生体内のアミノ酸

201706image11981 人間様の身体の20%程度は、アミノ酸で構成されています。例えば、体重が50Kgの人の、約10Kgはアミノ酸で出来ており、その殆どが蛋白質として存在しています。私達は、1日に約70gの蛋白質を食べますが、これらは消化吸収され、遊離アミノ酸になります。身体の中の遊離アミノ酸は、アミノ酸プールと呼ばれ、細胞内に45g、細胞間に5g、血漿中に1gあり、それを材料にして、蛋白質が1日に約180g合成されます。そして、その同量がアミノ酸に分解されて「アミノ酸プール」に戻り、更にはおしっこやうんこに排泄されます。つまり、2~3ヶ月程度の期間で、身体の蛋白質は、順繰り巡り巡りながら、完全に置き換わり(代謝)ます。

 血漿中の遊離アミノ酸も、この「アミノ酸プール」の一翼を担っていますが、その濃度については、生体のシステム上、非常に厳密な制御をされています。しかしながら、その制御も及ばぬ状況、つまり、癌や肝不全、腎不全、糖尿病、精神疾患等の疾患により破綻を来たしてしまうと、血漿中のアミノ酸バランスが大きく崩れてしまいます。

 アミノ酸代謝が活発な臓器は、筋肉、肝臓、脳、腎臓、小腸等です。この様な様々な臓器で起こるアミノ酸代謝の総計が、ダイレクトに、値としての、血漿中のアミノ酸濃度の増減に反映します。

 

アミノ酸は、代謝マップのハブ

201706image11982 代謝マップと言う模式図は、見ただけでその流れが一発で分かるのが優秀なところではありますが、その流れ自体の量、交通量とでも言いますか、が、判然としないのが欠点です。最近は、この欠点を補うべく、やれメタボロミクスやプロテオミクスだと言った手法が取られる事もありますが、実用的にはまだまだ課題が多いのが現状です。

 アミノ酸インデックス技術は、アミノ酸と言う、代謝産物のごく一部ではありますが、それを利用して、病気等の状態を解析しようとするアプローチの方法です。アミノ酸は、代謝マップに於ける”ハブ”的な立ち位置にいるので、この”ハブ”での交通量の計測は、全体のネットワークでの交通量の概略を把握出来るからです。

検査の実際

検査の手順

 食後8時間以上開け、午前中に採血(5ml)し、速やかに混和。直ちに(1分以内に)氷水中に保存(15分間以上遠心操作まで冷却)します。まあ、電話したら、即行、検査会社さんが氷水に浸して冷やしている検体を回収に来て、後はトントン拍子に進みます。結果が出るのには、まあ、9~12日間のお日にちは要しますけどね。

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AICS®は、年に一度の癌検診の一つのメニュー

 繰り返しになりますが、AICS®検査は、採血を行った時点での、癌のリスクを評価する検査でしかありません。未来永劫、癌にならないかどうかを占う検査ではありません。1年に一回の、定期的な検査の一つと考えて下さい。

 平たく言いますと、どんな検査にも強みと弱みってもんがあります。なので、一つの検査で全てが事足りる万能検査なんてもんはありません。幾つかの検査を、その強みと弱みを理解した上で、補い合う様に使用するのが、現状の医療現場のお約束です。AICS®検査は、今までの癌検診とは全く異なる視点から、癌の可能性を探る検査です。他の検査と併用する事で、より精度が上がります。ある意味、癌の精密検査を必要とする人を抽出するスクリーニング検査とも言えます。

HISAKOの結果、大公開!

HISAKOのAICS®検査の結果、大公開!

 HISAKOの結果です。

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 一番心配をしていた婦人科系については、取り敢えずは、セーフ。再発は、大丈夫そうです。

 が、予想だにしなかったAICS(肺)が、「ランクB」判定に! 因みに「ランクB」とは、「ランクC」と異なり、希望があればですが、通常の癌検診をオススメレベルです。まあ、念の為、実は順番が1ヶ月ほど前後しましたが、提携しているPET屋さん(ゆうあいクリニック/北新横浜)で、PET-CT検査受けて来ました。

 

PET-CT検査の結果

 PET-CT検査の結果です。…まあ、予想はしていたけど、ほっと一安心ですわな❤

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[臨床情報]子宮癌術後、化学療法放射線治療後。

[所見]F-18FDGの投与量は185.4MBq、投与時の血糖値は98mg/dlでした。

  *前回PET/CT(2015年7月23日)と比較しました。

 <PET所見>

   子宮卵巣摘出術後。

   骨盤内に腫瘍の再発を疑わせるようなFDG異常集積は認められません。

   消化管のFDG集積は生理的集積や炎症と思われます。

   撮影範囲内では右大腿部の皮下組織に腫脹が見られ、軽度FDG集積を認めます。リンパ浮腫などを疑います。

 <そのほかのCT所見>

   脳内に異常は認められません。

   頸部リンパ節腫大は認められません。

   副鼻腔の含気は正常です。

   甲状腺、唾液腺に異常は認められません。

   肺野に異常吸収値陰影は認められません。

   縦隔リンパ節腫大はありません。

   肝、脾、膵、胆嚢、腎に異常はありません。

   骨盤内臓器に異常は認められません。

[画像診断]再発や転移を疑わせる所見はありません。

[コメント]ご依頼ありがとうございます。

 

 

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*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。


※治療の内容によっては、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。

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来月号の予告

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