HISAKOの美容通信2011年8月号
オゾン療法(血液クレンジング)
オゾン療法(血液クレンジング)は、活性酸素による様々なトラブル、例えば、虚血性疾患、つまり狭心症や心筋梗塞の他、アトピー性皮膚炎、帯状疱疹やヘルペス、癌、貧血、片頭痛、糖尿病、肥満、冷え症、不眠症、緑内障や白内障、アルツハイマー病、痴呆症等の他、アンチエイジングにも効果的です。
①抗酸化力の強化、②全身の酸素化、③末梢血流の増加、④免疫機能の向上、⑤細胞の活性化が主な作用とされています。
高濃度のビタミンC点滴療法やプラセンタ注射、スーパーライザー等を組み合わせると、更に相乗効果が期待出来ます。
唯、1回で効果を実感出来る感受性の高い人々は‥、約半数。
体感至上主義なら、少なくとも3~5回の治療の反復は必須です。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。‥ (「方丈記」鴨長明)
暑さのあまり、どろ~んと淀んでしまったどす黒い流れ‥。目黒川のお話ではありません。血液の話です。貴女の血液は、サラサラ流れていますか?
今月号は、知ってるようで意外に知らない”オゾン療法(血液クレンジング)”についてです。
獅子の子落し(ししのこおとし)
諺(ことわざ)大辞典によれば、”獅子の子落し”とは、「自分の子に試練を与え、その才能を試す事。厳しく育てる例え」と記載されています。獅子は、産んだ子を深い谷に投げ落とし、這い上がってきた強い子だけを育てるという言い伝えから出た諺で、類義語には、”可愛い子には旅をさせよ”とか”獅子の子育て”、”獅子は子を谷へ落としてその勢いを見る”等が挙げられます。
オゾン療法は、端的に言うと、この”獅子の子落し”を地で行くような治療法です。まあ、他の科の事は良くは知りませんが、少なくとも美容皮膚科に関して言えば、アンチエイジング系(特に皺!)に関する治療は、ケミカルピーリング(美容通信2005年4月号)であれ、フォトフェイシャル(美容通信2003年5月号)であれ、フラクセル(美容通信2007年2月号)もダーマローラー(美容通信2009年8月号)もファイブロペン(美容通信2008年6月号)も、その他諸々、須らく何らかの傷を外的に加える事で、その修復過程で盛んに生成されるコラーゲンのお零れを当てにした方法です。オゾン療法は、これらの美容皮膚科的手法と異なり、外側からではなく中からのアプローチである点が違いって言えば違いでしょうか。体の中から酸化ストレスを加える事で、それに対する抵抗力=抗酸化機能や免疫機能etc.を鍛え上げる。正に”豚も煽てりゃ木に登る”の真逆を行く、星飛馬も真っ青(笑)の王道のスポ根治療が、オゾン療法を筆頭とする酸化療法なのです。
ここで少し、”活性酸素”(美容通信2004年11月号)(美容通信2009年10月号)(美容通信2010年10月号)(美容通信2011年4月号)について復習しておきましょう。体内でエネルギーを産生する過程で、”活性酸素”と呼ばれる酸化能力の高い物質が発生します。活性酸素は、その強力な酸化力で有害な細菌等を殺す一方で、体の細胞を錆び(酸化)付かせ、あらゆる組織や臓器に悪影響を及ぼします。殆どの活性酸素は、それを除去する酵素や酸化剤で消去されますが、過度の運動や偏った食事、喫煙、太陽への偏愛(紫外線の過剰な曝露)等により、活性酸素の生成と消去のバランスが崩れると、酸化ストレスが生じて、様々な疾患、例えば癌や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病の他、ボケ、様々なアレルギー疾患や感染症等の原因になるだけでなく、恐ろしい事に、肌荒れや老化(エイジング)、デブ、冷え性等の原因にもなります。以前に特集した光老化(美容通信2003年7月号)(美容通信2003年8月号)はその代表的なもので、シワや弛み、シミ等の原因となり、お肌の老化現象の8割を占めるとさえ言われ、私達の見た目年齢を大幅に引き上げています。
酸化療法には、今月のお題目であるオゾン療法(血液クレンジング)の他、日ハムの斉藤佑樹投手がハンカチ王子時代に、いえ、それ以前には米国の人気サッカー選手・ベッカムが利用した事から“ベッカムカプセル”とも呼ばれ、スポーツ選手として華々しく活躍する連中が軒並み密かに通いつめてるって噂の高圧酸素療法、紫外線を血液に照射する血液フォトセラピー、H2O2やDMSO、高濃度ビタミンC点滴(美容通信2008年11月号)等々があります。まあ、治療ではないんですが、超広い意味で言えば、流行の有酸素運動も酸化療法に含まれます。有酸素運動を行うと、テレビの前でソファに寝そべってポテチ食べている、所謂安静時よりもず~っと多くの活性酸素が体内に生じます。が、それを消去する為に抗酸化力がUPするので、結果的に酸化し難い体に進化しますから! 更に、メガ盛り級に大風呂敷を広げれば、フレッシュなお野菜や果物も、抗酸化物質のみならず、活性酸素種である過酸化水素H2O2も豊富に含有していますから、ある種の抗酸化療法に分類されちゃうんです、はい。
酸化療法の中でもオゾン療法は、ヨーロッパでは昔から広く、特にドイツでは健康保険の適応となっている事もあり、当たり前田の敦子ちゃん級の治療方法です。有名どころでは、英国のエリザベス女王の母クィーンマムがこのオゾン療法の愛好家として知られていました。彼女はチャールズ皇太子の勧めで週に2回のオゾン療法を続けた事で、抗酸化力がUPし、細胞の老化と生活習慣病が予防され、大病を患う事無く天寿(101歳)を全うしたとされています。
最近は、幾つかの種類の酸化療法を併用したり、他の作用機序の異なる治療を併用したりと、相乗効果を狙って様々な組み合わせが行われています。HISAKOのクリニックでも王道的ではありますが、高濃度ビタミンCやH2O2点滴の同類系で畳み掛けたり、スーパーライザー(美容通信2007年12月号)やプラセンタのツボ注射(美容通信2009年4月号)と毛色が違うもので補完したり、いつものフラクセルやフォトフェイシャル等の施術や、ホルモン補充療法(美容通信2010年12月号)(美容通信2010年8月号)(美容通信2010年9月号)や栄養療法(美容通信2007年3月号)等に加えて底上げをしたりしています。特に遺伝子検査で抗酸化能力が乏しい事が判明しちゃっている人々(美容通信2010年10月号)は、後述しますが、遺伝子に即した点滴やサプリメント等の併用を行います。
総括として、近代オゾン療法の草分け的存在・V. Bocci教授の言葉を引用しておきましょう。
「オゾン療法の一番の目的は、正確で無害な刺激を生体に与え、様々な理由で乱れた生体を元に戻す事である。繰り返し、適切なタイミングで行われた刺激で、循環する血液により全身に流れる多くのメッセンジャー(オゾンによって産生された、活性酸素種、過酸化脂質代謝産物、オータコイド等)によって生体の機能が再調整される。これを私達は”治療的ショック”と呼び、これによって再び健康を取り戻す為の自然な能力を再活性させる、つまり私達の体に備わっている”自然治癒力”を引き出す事を目的としている。」
‥オゾン療法は日本ではあまり知られていませんが、イギリス、ドイツ、スイス、イタリア、オーストリア、ロシアetc.のヨーロッパ諸国では、日本の漢方薬とは治療内容としてはちょっと違いますが、認知度って点ではそれ以上で、アンチエイジングや動脈硬化疾患、関節・筋肉等の運動器疾患、そして癌の治療にまで応用されている治療法で、ドイツでは健康保険の適応となっています。
早速ですが、オゾン療法ってこんな事をするんです。
オゾン療法を行なうには、オゾンを発生させる機能を備えたオゾン発生機がなければ話になりません。HISAKOのクリニックで使っているのは、シマレガンバレ 質実剛健な旭東(きょくとん)*気質にぴったりのドイツのメーカーHUMARES社(ヒュマレス社)の器械です。
*旭東(きょくとん)⇒HISAKOの母校・道立旭川東高校の略。旧・旭川中学。戦前は陸軍弟七師団が置かれ、軍都として発展した極寒の開拓地だけに、学校標語も”シマレガンバレ 質実剛健”と、極めてドイツ的!? 加藤隼戦闘隊の加藤健夫陸軍少尉や元巨人軍のヴィクトル・スタルヒン等を輩す。
実はオゾン療法には幾つかの方法があるんですが、世界で最もポピュラーに行われているのが、大量自血オゾン浄化療法です。日本では”オゾン療法”とか”血液クレンジング療法”って名前の方が通りが良いようですが、100~200mlの血液を抜いて、オゾン化してから再び体内に戻す方法です。所要時間は15分程度。
先ずは、血液を100ml採取する事から始めます。静脈血は、酸素がたっぷり含まれている鮮やか色の動脈血と異なり、元々どす黒いもんと相場が決まっていますが、やっぱ、HISAKOの血もどす黒い。巨峰の皮?なんて不謹慎な連想をする位のダークカラー。
採取した血液をオゾン化するんですが、オゾンの量は多けりゃ多い程良いって訳ではなくて、適切な量ってもんが当然あります。例えば、アトピー性皮膚炎の症状が顕著な時は、最初からオゾン量を上げ過ぎてしまうと、ちょっと吃驚して過剰な反応を示してしまう事が多いので、控え目量から徐々にUPします。プロとまでは行かなくても、結構アスリート系だと、一般的なオゾン量の5割り増し位じゃないと、全く体感出来ないなんて事も。
HISAKOは元々、癌の再発予防とアンチエイジング以外のお悩みらしいお悩みがなく、今の所、糖尿病とかアトピー性皮膚炎、喘息、片頭痛、慢性疲労等々を患っている訳ではなかったので、初回から標準的なオゾン量4000μg(一般的には2000~6000μg)を使用しました。
血液にオゾンを添加すると、密封したボトルの中で、あのどす黒かった血液が一瞬で鮮やかな赤に変色します。からくりどーるのうざいお喋りに惑わされる暇なんかありゃしない(笑)。
オゾン化した血液をボトルから戻し始めて2~3分位かな、反対側の指先から、徐々に足の先っぽ、そして内臓がメントールの様なさわやかな清々しい風がシャラシャラ音を立てて流れ始めたんです。これって、あの、そ、爽快感って奴!? 周囲を見回すと、処置室全体が「あれ、蛍光灯新品に換えたっけ?」って位に明るい。視界が超クリア♪ 立ち上がって歩き回ると、これまた、体が羽が生えたみたいに軽いんですよ。エネルギーに満ち溢れて、幼稚園のガキんちょとでも鬼ごっこ出来そうな位軽いんです。思わず、次の日の朝、辛さのあまり放棄してしまっていた”ビリーズブートキャンプ”をやってしまった(笑)。‥まあ、初回は2、3日しかもたなかったですけどね。回を重ねるにつれ、徐々に効果とその持続時間は延びる傾向にあり、1ヶ月位は効果を実感出来るようになります。あ、冷え性の人は、治療の最中からポカポカ温まって来るんだとか。
クリニックでは、スーパーライザー(美容通信2007年12月号)やプラセンタのツボ注射(美容通信2009年4月号)と言った毛色が違うもので補完する事も良く行なっています。オゾン療法単体でも、回数を重ねる毎にエネルギーが増す様な爽快感を感じるものですが、一種の温熱療法であるスーパーライザーやプラセンタのツボ注射等を併用すると、更に実感が増すみたい。オゾンが温熱療法の効果を強化しているのかどうかは、今後の偉い先生達の研究成果に掛かっていますが、前述のV. Bocci教授によると、両者の刺激により、CRH、ACTH、コーチゾル、DHEA、成長ホルモン(美容通信2010年12月号)(美容通信2010年8月号)等の一連のホルモンカスケードが活性化されるのは確かみたい。つまり、アンチエイジングに対しても、神経内分泌免疫系からの有力な一つのアプローチになり得るって事です、はい。
病気の種類にもよりますが、ヨーロッパ・スタンダードと称される方法は、1週間に2回の治療を5週間継続して1クールと設定し、これを年に1~3クール行うとされています。
HISAKOのクリニックでは、癌の術後の他、肝炎等のウィルス性疾患で免疫力向上を目的とする場合は、週に1~2回の割合で治療を行います。HISAKOの様に切羽詰ってないけど系、つまり、健康維持とか、アンチエイジング、疲労回復、癌の再発予防的な目的の場合は、2回目を2週間後に行い、後は2~4週間に一度の割合で治療を続けます。
何故、オゾン療法が福音書(エヴァンゲリオン)となりえるのか?
オゾンって、一体何者?
オゾンは、1840年、Christian Friedrich Schonbeinによって発見されました。Schonbeinが酸素存在下でボルタ電堆で作業をしている時に、「電気的で刺激臭のある」臭いのある気体に気付いたんだそうです。彼は雷雨の中でオゾンが現れることに注目し、そしてその奇妙なにおいからギリシア語で臭いを意味する Ozo, Ozein から Ozon と名付けました。
オゾンは、種々の酸化物の中でも、フッ素と過硫酸塩の次に最も強力な酸化物で、反応性も高い物質です。その実力を買われて、殺菌・ウィルスの不活化・脱臭・脱色・有機物の除去等に用いられています。アメリカ合衆国では、食品添加物として認可されていますし、海外では水道水の殺菌に塩素の代わりにオゾンが用いられるなんて事も結構見受けられます。しかしながら、この高い酸化力は、諸刃の剣でもあり、呼吸器粘液は血液に比べて保護能が低い為、オゾンを吸い込むと呼吸器障害を起こす事が知られています。
オゾンは体内で一体何をしているのだろう?
オゾンの反応は複雑で、実は血液と接触すると、前期反応と後期反応の2段階の反応が密封したボトルの中で起こります。
- 前期反応⇒活性酸素種(ROS;Reactive Oxygen Species)の発生
- 後期反応⇒過酸化脂質代謝産物(LOP;Lipid Oxidation Prodacts)の発生
活性酸素についでは、その性悪度については繰り返し訴え続けていたので、好い加減腐食気味かとは思いますが、人間生きてりゃ呼吸します。紫外線だって浴びるし、空気は悪いし、ストレスだらけだし、飯だって喰うし、まあその他諸々ありますからねぇ(笑)。生きてる証って言えば聞こえは良いですが、単に生きてるってだけで漏れなく付いて来る、金魚の糞的オマケが活性酸素です。例えば、呼吸の際に取り込む酸素の、実に3%が過酸化水素等の活性酸素種になるとされています。70Kgの体重の人だと、、1日で5gの活性酸素種が発生しているって計算ですよね。でも、本当に神様の素晴らしいところは、人間に日々この大量な活性酸素種を自分で消去する能力を与えたもうたって事です。オゾン療法は、この神様からのプレゼントを最大限利用してしまおうとする、”牛は神様が食料として創ったから喰って良いが、イルカは人間と同じ哺乳類で、頭が良くて可愛いから、それを喰うのは野蛮だ”的な‥如何にもキリスト教徒的発想の治療です。ですから、オゾン治療で使用する活性酸素量は、神の怒りに触れないレベルの極めて微量に設定(計算)されており、実際、今回HISAKOが使用した活性酸素量も、重量で表すと0.02gで、所謂人間が1日に処理する活性酸素種の0.04~0.4%にしか過ぎません。更に、治療で態々発生させた活性酸素種は、呼吸等の内因性によるものと違って、その時々だけの代物で、血漿内の豊富な抗酸化物質で速やかに消去されてしまいます(前期反応は約10秒で終了)から、人間の手でコントロールが充分可能な牛さんのお仲間に分類出来ます(笑)。
前期反応で発生する活性酸素種の殆どは過酸化水素水H2O2で、こいつのターゲットは赤血球や白血球、血小板です。
例えば、赤血球に対しては2,3-DPGを上げるので、O2運搬能が飛躍的にUPし、節電ならぬ節約モードを強いられて来た末梢の虚血部にも、充分過ぎる位の酸素を供給出来るようになります。
白血球に対しては、インターフェロンγやサイトカイン系を活性化し免疫機能を向上させますし、血小板に対しては、オータコイドと成長因子の放出、血小板凝集抑制反応によって、血液サラサラ効果♪が期待出来ます。サイトカインには数百種類があり、そのうちオゾン療法で産生が促進されるものには、ウィルスや癌細胞の増殖を阻止するインターフェロン、免疫系の働きを調整するインターロイキン、癌細胞に引導を渡すTNFや腫瘍壊死因子、赤血球や白血球の産生を促進するG-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)等があります。これらの働きで、C型肝炎やエイズと言ったウィルス性疾患、或いは自己免疫疾患や癌と言った免疫系に問題ありって病気に効果が出るんです。実際、オゾン療法を続けている患者さんは、「そう言えば、風邪を引かなくなった!!」って所から、免疫力の向上を実感するみたいです、はい。
後期反応とは、血液中に存在する様々な種類の多価不飽和脂肪酸(美容通信2010年1月号)(美容通信2010年6月号)が、オゾンによって酸化され、過酸化脂質代謝産物と過酸化水素に変化する反応です。過酸化脂質代謝産物は、多少ですが活性酸素よりも寿命(!?)が長いので、血流に乗って全身の色んな場所まで遠征が可能です。
血管内皮細胞からNO(一酸化窒素)を放出させる事で、血管を拡張させます。冷え性や代謝の悪いデブ、老化に悩む婆にはと~っても朗報♪
骨髄では、生まれながらのサラブレット~2,3-DPGの活性が元々高いスーパーエリート赤血球が増産! このスーパーエリートを、前述のV. Bocci教授は「スーパー赤血球」って愛称で呼んでいて、2,3-DPGだけでなく、抗酸化酵素もたっぷり♪含まれているんだとか。つまり、オゾン療法を繰り返すと、酸素運搬能の高いスーパーエリートだらけになるって事です。脳梗塞や心筋梗塞と言った虚血性疾患の後遺症や重い癌(癌は酸素が大嫌いなので、酸素が乏しい程居心地が良いので増える!)の他、肌荒れに悩む女子の殆どが採血すると「ひえ~っ!?」って位の貧血と相場が決まっていますから、スーパー赤血球が強い味方になるのも頷けます。
その他にも、様々な臓器に作用して、全身性に抗酸化力を高めます。
まあ、前期反応と後期反応、合わせても数分程度のお話ですから、体の中にボトルから血液を体内に戻す時にはオゾン自体は消滅していて、単にその反応により発生した物質だけが体内に入り、それがサイトカイン等を放出させるって寸法です。ですから、直接オゾンが体内に入るって訳じゃないんです。
まとめると、オゾン療法(前期反応&後期反応)により、以下の効果が期待出来ます。
- 抗酸化力の強化
- 全身の酸素化
- 末梢血流の増加
- 免疫機能の向上
- 細胞の活性化
それが、次の章で列挙する悩める子羊達の福音書となるのです。
オゾン療法は、こんな悩める子羊達への福音書である。
ドイツでは、虚血性疾患、つまり狭心症や心筋梗塞等については健康保険の適応となっています。が、適応はこれだけに留まらず! こんな悩める子羊に最適です。
アトピー性皮膚炎他~自己免疫疾患- アトピー性皮膚炎
- 慢性関節リウマチ
- 多発性硬化症
- クローン病
- エリテマトーデス
- 帯状疱疹
- パピローマウィルス
- B型及びC型肝炎
- HIV
アンチエイジング
細胞を活性化し、細胞内ATPを上昇させ、SOD等の抗酸化力を上昇!
慢性疲労症候群
糖尿病(糖尿病性末梢神経障害、糖尿病性壊疽)
ダイエット(美容通信番外編:ダイエットの極意) これだけで痩せるかって? それは無理だけど‥、糖代謝や脂質代謝を促して基礎代謝を上げる作用があるので、運動療法や栄養療法(美容通信2010年3月号)(美容通信2010年4月号)、点滴療法(美容通信2010年10月号)、脂肪融解注射(美容通信2006年6月号)、ホルモン補充療法(美容通信2011年10月号)等と併用すると効果はUPします。
冷え性
スーパーライザー(美容通信2007年12月号)やプラセンタのツボ注射(美容通信2009年4月号)等と併用すると、抜群の効果!
癌・悪性リンパ腫、そしてその挙句のリンパ浮腫
美容通信2008年11月号)と併せて行う事が多いかな。
勿論、子宮癌や乳癌術後の頑固なリンパ浮腫治療(美容通信2003年9月号)(美容通信2011年1月号)(美容通信2011年2月号)の際に併用すると、浮腫の改善のみならず、癌の再発予防にも効くし、良い事尽くめ。
片頭痛
真菌感染症
下肢静脈瘤
眼科疾患
- 白内障
- 緑内障
- 加齢性黄斑変性症
動脈閉塞性疾患
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
脳神経退行性疾患
- アルツハイマー病
- パーキンソン病
- 痴呆
慢性腎不全
線維筋痛症
うつ病
良く分んないけど、効くって報告が最近増えてる。
不眠症
唯、1回で効果を実感出来る感受性の高い人々は‥、約半数。体感至上主義なら、少なくとも3~5回の治療の反復は必須で、多くのクリニックで10回セット販売しているのもこんな事情から。そう言えば、フォトフェイシャル(美容通信2003年5月号)も、昔は同じ理由から6回1クールとして美容外科や美容皮膚科でセット販売されてたっけ。まあ、シミだらけの方がフォトフェイシャルの有難味を初回から感じ易いのと同様に、症状が冴えない人であればある程、はっきりと効果を体感し易いって傾向はありますけどね。
さあ、下記のオゾン療法適応除外者でなかった紳士淑女の皆様、騙されてトライしてみましょ。「騙されて良かった!」と貴女も思うはず(笑)。
注意事項は、オゾン療法を受ける前日・当日・後日は、十分な水分摂取を心掛けて、くれぐれも干物女状態で受けないで下さい。治療後の食事や入浴等の制限はありませんが、当日はプロ顔負けの激しい運動や多量の飲酒は避けて下さい。
神に見放された訳じゃないけど、オゾン療法を受けれない不幸な人々いる。
ちゃんと治療を受けておらず、コントロールされていない甲状腺機能亢進症の人
元々が基礎代謝が上がっちゃう病気なのに、オゾン療法で甲状腺ホルモンが更に刺激されちゃうと、急にすと~んと血圧が下がっちゃうかも。ちゃんと治療を受けていれば、大丈夫♪
高濃度ビタミンC点滴をし終わってから、オゾン療法を希望した人
元々、高濃度ビタミンC点滴とオゾン療法はとっても相性の良い治療法で、良く同日に行なわれる事が多いんですが、物事には順番ってもんがあります。オゾン療法を行なってからの高濃度ビタミンC点滴なら、「じゃあ、パワーアップしちゃいますかぁ」って行っちゃうんですけどぉ、逆は×。と~っても勿体無いのよねぇ。オゾン療法は極少量の酸化ストレスを敢えて加える事で、体本来の抗酸化能力をUPさせようと言う、正に”獅子の子落し”的治療法です。ですから、高濃度のビタミンC点滴で抗酸化した状態に、オゾン療法を追加すると、効果が相殺されて、単にお金の無駄使いで終わり。
え? サプリメントでビタミンC飲んじゃったって? ノープロブレム♪ 必死で愛飲されている方には超申し訳ないんですがぁ‥、相殺するまでの血中のビタミンC濃度を上げるだけの能力はないので、”あ、そう”の一言で終わり。そのまま、オゾン療法を行います。
G6PD欠損症の男子
伴性劣性遺伝なので、男の子だけが臨床上問題視されるG6PD欠損症。唯、、この酵素が欠損していた所で、日常生活には何ら支障を来たさない為に、自分がG6PD欠損症だったって事すら知らない人が殆ど。家族性の溶血性疾患で、アフリカ黒人男性の12%、フィリピン、タイ、台湾、中国南部等の東南アジアの男性で数%、世界全体では数億人いると推測されています。ですが、日本人ではと~っても珍しい類の病気(結構古いって言っちゃ古いですが、1975年の厚生労働省の調査によると日本では188例)で、強いて言うなら山口県人に多く、0.1~0.5%の頻度だとか。まあ、山口県民のハーフだクォーターってだけじゃなく、世の中グローバルになって混血化が密かに進行中なので、オゾン療法希望の男子は、予めのスクリーニング検査が必須です。 もし、遺伝子の保有者がオゾン療法を受けた場合、高濃度のビタミンC点滴(25g以上!)と同様に、重症の急性溶血性貧血発作を起こして、最悪死にます。アーメン。
ママたま何故って? 理由は‥、ありません。安全性が確認されていないから、取敢えず”君子危うきに近寄らず”的対処かな。
その他- 出血中、出血傾向のある人(血小板減少症・消化管出血)
- 急性心筋梗塞、脳梗塞の急性期 等々
更なる効果を求めて
前述の通り、最近は、幾つかの種類の酸化療法を併用したり、他の作用機序の異なる治療を併用したりと、相乗効果を狙って様々な組み合わせが行われています。HISAKOのクリニックでも、高濃度ビタミンCやH2O2点滴の同類系で畳み掛けたり、スーパーライザーやプラセンタのツボ注射と毛色が違うもので補完したり、いつものフラクセルやフォトフェイシャル等の施術や、ホルモン補充療法や栄養療法等に加えて底上げをしたりしています。
でも、よりテーラーメード感覚で抗酸化を考えるのなら、遺伝子検査がお薦めします。生まれ付き酸化ストレスに弱いって人がいますが、「何の遺伝子が」が分ると、一緒に組み合わせる点滴やサプリメントの内容をより細かく設定する事が可能になります(美容通信2010年10月号)。
V. Bocci博士は、彼の著書の中でこう述べています。
「オゾン療法を始める前に、少なくとも各患者の総酸化ストレス度を一度は特定すべきである。もしこれが出来ず、患者が重篤な状態にある場合(悪質液状態、食欲不振、激しい疼痛等)、オゾン療法を始める1週間前から、バランスの取れた信頼性の高い抗酸化物質のサプリメント等を適切なレベルに調整しながら、毎日服用を続けるのが必要だと感じる。又、定期的に経口のサプリメントを処方すべきである‥(略)‥私は、体液内に(オゾン療法により)抗酸化物質が大量に溢れていても、細胞内の抗酸化能をより活性化する事が出来なければ、細胞を再生させる事は出来ず、治療効果のある結果を得る事は出来ないと信じている。」
‥まあ、栄養療法は、何であれ、基本ですかねぇ。
- 1) eNOS(T-786C)
- 2) eNOS(Glu298Asp)
- 3) p22phox(C242T)
- 4) HUMPONA(Met55Leu)
- 5) PON1(Gln192Arg)
- 6) Mn-SOD(Val16Ala)
- 7) GCLM(C-588T)
- 8) mitochondria(C5178A)
- 9) ApoEε4(←2種類の遺伝子多型から判定)
- 10) angiotensinogen(T704C)
- 11) ET-1(Lys198Asn)
- 12) ACE(I/D)
- 13) EPHX2(G860A)
- 14) AR(C-106T)
因みに、このうちHISAKOが保有しているのは、4)、5)、6)、8)、9)、11)、13)の7種類の酸化ストレスの遺伝子です。日本人の平均よりは酸化ストレスを受け難い方とは言え、どちらかと言うとコレステロールの酸化が進み易い体質。脂肪分の過剰摂取で、女子力を激減させる加齢臭の危機になります。ですから、加齢臭対策により重点を置きたい時は通常のオゾン療法にプラセンタ点滴を、もう一声!って時には更にαリポ酸を加えます。
遺伝子検査では、酸化ストレス関連因子として、より酸化ストレスを増悪させ易い糖尿病、肥満、高血圧についても調べます。つまり、これらの危険遺伝子も保有している人は、それも考慮したプラスαの治療を追加する法が望ましいって寸法です。HISAKOは、下記のちょっかい(!)遺伝子も実は保有しています。
- 1) β3AR(Trp64Arg)
- 2) UCP1(A-3826G)
- 3) mitochondria(C5178A)
- 4) PPARγ(Pro12Ala)
- 1) ET-1(Lys198Asn)
- 2) VEGF(C-2578A)
- 1) adiponectin(G276T)
- 2) adiponectine(T94G)
- 3) EPHX2(G860A)
- 4) PPARγ(Pro12Ala)
補足までに、代表的な酸化ストレス関連遺伝子について解説しておきましょう。
eNOS遺伝子(T-786C)&(Glu298Asp)
血管内皮細胞から産生される一酸化窒素(NO)には、①血管平滑筋の弛緩、②血流増加、③血栓凝集抑制の作用があり、とっても大事な”抗動脈硬化”って使命を担わされているにも拘らず、NOはとってもお節介と言うか正義感が強過ぎると言うか‥、血管内に活性酸素の存在(発生)を感知すると、直ちに直行し、結合して、勝手にどんどん犬死(活性酸素除去)してしまいます。それ故、活性酸素に多く晒される環境にいる人であればあるほど、犬死分、どんどん産生されなければいけないんですが、遺伝的にこの生産ラインで必須な触媒・一酸化窒素産生酵素(eNOS)が少ない人っています。唯でさえ、爺婆になればNO自体が減ってくるのに、それに生まれ付き触媒が少ないとくれば、もうお手上げです。血管内の活性酸素が増え、活性酸素を増産マシーンと化した喫煙者に到っては、狭心症が必発!?
HISAKOは幸いにもこの酵素を保持してはおりませんが、婆化は避けて通れない以上、抗酸化作用のあるビタミンCの点滴&ビタミンEのサプリメントの服用は、折をみては加えとくのが大人の嗜みなのでしょう。
p22phox遺伝子(C242T)
NAD(P)Hオキシダーゼは、白血球細胞膜表面に存在していて、その発生する活性酸素によりバイ菌等を撃退し、感染防御分野では結構重要な存在として知られている酵素群です。下の図”NAD(P)Hオキシダーゼp22phox酵素と活性酸素の生成”を見て下さい。NAD(P)Hオキシダーゼ軍団の中でもp22phoxは活性酸素産生にはなくてはならない存在なんです。それなのに、p22phox遺伝子を持ってる人々は、活性酸素を作り過ぎちゃう気前の良さから、動脈硬化の進行を後押ししちゃうみたいです。まあ、p22phoxの遺伝子を持たないHISAKOには、関係ないけど!
HUMPONA遺伝子(Met55Leu)&PON1遺伝子(Gln192Arg)
HISAKOが不幸にも保有している、脂質の酸化に関与する遺伝子達で、動脈硬化の進行を炊き付けるだけでなく、HISAKOが忌み嫌う加齢臭を撒き散らす原因にもなります。ヒト血清パラオキシナーゼ1(paraoxonase 1:PON1)はエラスターゼの一つで、TVのコマーシャルでも有名な悪玉(LDL)コレステロールの酸化を阻害してくれる良い子なんですが、この足を引っ張って(抑制して)、悪い道に引き摺り込むのが、HUMPONA(Met55Leu)とPON1(Gln192Arg)の2つのPON1遺伝子軍団です。
こんな最低な臭い女を救いに導いてくれる、神様みたいな助っ人が、プラセンタ(美容通信2009年2月号)と、αリポ酸の点滴です。
Mn-SOD遺伝子(Val16Ala)
マンガン-スーパーオキシドディスムターゼMn-SODは、細胞内に存在し、活性酸素を失活させる酵素で、その活性の強さは動物の種類によって異なり、活性の強さと寿命には強い相関関係があるとされています。 HISAKOはこのMn-SODの働きが軟弱な遺伝子を保有している為、活性酸素の餌食になり易く、更に婆化するに従い、その傾向が強くなる‥。GCLM遺伝子(C-588T)
グルタチオンは強力な抗酸化ストレス物質で、グルタミン酸システインリガーゼmodifier unit(Glutamate-Cysteine Ligase Modifier unit)は、このグルタチオン産生の際の律速酵素を構成しています。 GCLM遺伝子を持ってる人は、細胞内のグルタチオン産生の低下が起こり易く、酸化ストレスに晒された時は、必死でグルタチオンを点滴等で補充しないと、バリンバリンに錆びちゃいます。特に愛煙家では、冠動脈内皮依存性拡張反応の低下が認められる為、冠攣縮性狭心症の発生に繋がり易いんだそうな。 最優先すべきはグルタチオンだけど、それにビタミンCの点滴が加われば、もう怖いモノなし!? まあ、HISAKOには関係ないけど。mitochondria遺伝子(C5178A)
HISAKOのデブ猫体型の屋台骨の一つですが、実は、HISAKOの婆化にも一役買っている遺伝子(笑)。 ミトコンドリアは、美容通信2010年1月号でも特集しましたが、炭素Cと水素Hからなる糖類を酸素Oに結合し、二酸化炭素CO2と水H2Oに変える事でATPを生成する、謂わば体内のエネルギー産生工場です。ところが、mitochondria遺伝子を保有していると、兎に角、CoQ10って燃料を過剰に喰う燃費の悪いアメ車状態ですから、必死にガソリンを注入し続けて工場をフル稼働させないと、あっという間に工場が活性酸素が充満しちゃいます。キケン! キケン!! 婆化と共に加速度的に減少するCoQ10は、HISAKOにとって必須以上の存在です。 HISAKOが不幸にも所持してしまっている遺伝子です。血管内皮細胞からは、NO(一酸化窒素)以外にも血管内皮依存性過分極因子(EDHF)ってモノが分泌されて、血管を拡張したり、血流を増加させてくれるんだそうです。ところがぁ、この良い子軍団の構成員の1人であるEET(EPoxyeicosatrienoic acid)にちょっかいを出して、その活性を下げてしまうのが、EPHX2遺伝子。つまり、酸化ストレス的には、尻馬に乗っかって悪さを働くお調子者の遺伝子って事ですかね。
そうなると対策は、尻馬に乗せない→馬がいなきゃ良いんだ(笑)って発想になる。それ故に、血管系のeNOS遺伝子は保有していないとは言え、EPHX2遺伝子を持つHISAKOとしては、ビタミンEのサプリメントは出来れば毎日を心掛けたい。
これらの遺伝子を考慮すると、HISAKOのオゾン療法のオマケ選択は下記のようになります。
オマケ指名度No.1は、プラセンタ
HUMPONA遺伝子(Met55Leu)、PON1遺伝子(Gln192Arg)、そしてEPHX2遺伝子(G860A)の3つを保有するHISAKOにとって、万能選手。特に、加齢臭に悩む乙女にとっては、後述のαリポ酸と共に、どんな点滴にも混ぜたい!!と素直に思えるプラセンタ様(undefined)です。でも、症状によっては、プラセンタは点滴である必要はないので、ツボ注射(美容通信2009年4月号)として使うなんて選択もアリかも。
オマケ指名度No.2は、αリポ酸
HUMPONA遺伝子(Met55Leu)とPON1遺伝子(Gln192Arg)と言う、加齢臭の2大遺伝子の両方の遺伝子を保有するHISAKOにとって、プラセンタと共に絶対追加したい成分がαリポ酸。でも、金銭的にどちらかを削らねばならなくなったら‥、αリポ酸を諦めます。だって、下記の様な多大なその効果を聞かされても、プラセンタの方が3つの遺伝子に効くんだもん。毎日サプリで飲んでるし、この勝負、多数決でプラセンタ!!
でも、αリポ酸には、実は、なんと、ビタミンCやビタミンEの約400倍もの抗酸化作用があるんです。凄い実力はそれだけに留まらず、新陳代謝の促進、体脂肪の増加抑制によるダイエット効果、浮腫み・冷え症の改善に効果があります。その他にも、水銀等の有害金属を体外へ排出する”キレート作用”もあり、ダイエットやアンチエイジング、スキンケアに総合的な効果が期待出来るんですね。
ですから、例えば、HISAKOが「デブを何とかしたい!」なんて時は、保有している遺伝子を考慮して、プラセンタは点滴ではなく、あえて代謝を上げるツボの注射(美容通信2009年4月号)に使い、ジム通いの合間のダイエット点滴の際にαリポ酸も追加する選択をしちゃうと思います。ホウレン草やレバー等の食べ物から摂取は可能とは言え、なかなか必要量分を食べるのは難しい上に、年齢と共に体内で生産されるαリポ酸量は減ってきますからねぇ(笑)。
オマケ指名度No.3は、CoQ10
mitochondria遺伝子を持つ、極めて燃費の悪いアメ車体質のHISAKOにとって、何かを目的として行う点滴に追加するメニューと言うよりは、CoQ10は暇があったら小まめに補給したいと思う存在。お散歩して紫外線に沢山当たっちゃったから、バスに排気ガス吹き付けられちゃったから、ちょっと猫に忘れた頃の復讐されちゃったから、何となく暇だったから‥etc.と、どんな些細な事でも、活性酸素が増えそうな事しちゃたら、転ばぬ先の杖として。
オマケ指名度No.4は、ビタミンB群
ビタミンB群がないと、酵素の活性は低いまま。遺伝子の有無に関わらず、サポートとしての意味で必須!
実はHISAKOのオマケ番外編が、王道の高濃度ビタミンC点滴。そしてグルタチオン。 酸化ストレス関連遺伝子的には、してもしなくても‥。GCLM遺伝子も持ってないしぃ。単に、純粋な意味で、ビタミンCの威力(美容通信2008年11月号)を、グルタチオンの威力を借りたくなった時(美容通信2008年11月号)(美容通信2010年5月号)にするんで十分ですかねぇ。
*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。
※治療の内容によっては、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
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