食事中のAGEsは有害?無害? | 旭川皮フ形成外科クリニック

HISAKOの美容通信2019年11月号

食事中のAGEsは有害?無害?

 既に動物実験では、カロリー制限を行わなくったって、AGEs制限食を食べさせるだけで、マウスは長生きしちゃいます。それに、幾らカロリー制限をしたところで、同時にAGEsの制限をしない限り、長生きなんて出来ない!って事は、ちゃんと論文にだって載ってます。AGEsは有害で、アンチエイジングを考えるなら、決して無視しちゃいけない新しい治療のターゲットになりつつあります。
 が、食事中のAGEsは、本当に悪者なのでしょうか? 昔から私達が食している味噌やお醤油といった発酵食品。これ等の調味料を大量に飲み食いするとは考え難く、コーヒーに含まれるAGEs同様、健康上何らかの被害がある!と憂慮する必要はないとされています。また、動物性食品と発酵食品とでは、その中に含まれるAGEsの種類に違いがあり、どうも、生体内に吸収された後のRAGEに対する親和性に差があるのではと考えられています。

 AGEsは、確かに悪者ではありますが、実は食べ物に含まれているAGEsは、それ程悪い奴じゃない!? 健康食と賞賛されるWASHYOKU(和食)では、お味噌やお醤油等の発酵食品は欠く事が出来ない調味料です。HISAKOのクリニックで一押し人気の、植物性乳酸菌発酵ペースト「ファストザイム シータ」も、お味噌やお醤油同様に、AGEs/メラノイジン含有量が極めて高い事は想像に難くないのですが、目の敵にするべき動物性食品のAGEsとは異なり、腸内環境を整える事で、免疫力アップを期待出来る発酵商品なんです。

 で、今週のお題目は、<食事中のAGEsは有害? 無害?>です。

AGEsの先ずは、復習から

 グルコースやフルクトース、メチルグリオキサール等の単糖は、蛋白質や脂質、核酸のアミノ基と非酵素的に反応して、シッフ塩基、アマドリ化合物を形成します。その後、この反応は徐々に徐々に緩慢に、不可逆的な脱水、縮合反応を繰り返し、終末糖化産物(advanced glycation end products:AGEs)を形成します(美容通信2011年4月号)(美容通信2015年10月号)。この反応は、食品の褐変反応として1912年に報告されました。発見者の名前に由来して、「メイラード反応」とか「糖化」「グリケーション」と呼ばれます。

 AGEsは、細胞表面受容体であるreceptor for AGEs(RAGE)によって認識されると、酸化ストレスや炎症反応を引き起こし、心血管系の病気やアルツハイマー病(美容通信2019年4月号)、癌等の発症、そしてその増悪に関与するだけでなく、コラーゲン等の体の中の大事な蛋白質をべたべたと悪玉架橋して、血管の硬化、骨質の劣化、しわやたるみと言った見た目の老化にまで関わって来ます。更には、煙草や食事に由来する外因性のAGEsを過剰摂取したばかりに、老化のオマケとしか考えようがない様々な病気の発症のリスクが、ぐぐ~んと上昇してしまうかも知れません。

身近なメイラード反応

■食品分野に於けるメイラード反応

 糖質とアミノ酸をごちゃまぜにしたまま放置したり、加熱調理すると、茶っちくなる現象として古くから知られ、香ばしい食欲をそそる芳香の源、栄養価の低下等について、食品化学分野での研究が盛んに行われました。食品分野では、このAGEs、メラノイジンとも呼ばれ、海外では、ブラウンチーズやコーヒーの豊潤な匂いと密接な関係のある反応として、また、日本では、お味噌やお醤油の芳香、味の深み、褐変に関わる大事な反応として、長らく膨大な数の研究が行われて来ました。

■医療分野に於けるメイラード反応

 糖尿病患者さんの血糖のコントロールマーカーの定番中の定番とされるヘモグロビンA1c(HbA1c)も、このメイラード反応の前期生成物であるアマドリ転位物に相当します。

 HbA1cは、過去1~2ヶ月の血糖値を反映する値なので、長らく、生体内での糖化はゆっくりじっくり進行すると考えられていました。ところが、敵はグルコースだけだはありませんでした。解糖系や脂質過酸化、炎症反応等から生成される、グルコースよりも反応性の高いカルボニル化合物からも、短期的に合成されてたんです。AGEsには、蛋白質間に架橋を形成するものや、塩基性アミノ酸の側鎖を修飾し、陽性荷電から陰性荷電に変えてしまうもの等などと、実に様々な種類が存在します。それらが、酸素の活性低下、骨格蛋白質の構造変化等の様々な悪事を働くものだから、坂を転げ落ちるように、病状はどんどん悪化します。つまり、ATP産生に不可欠な栄養素である炭水化物も、きちんと代謝が出来なければ、私達の体にとっては毒となる化学反応の一助となってしまいます。それにもかかわらず、私達の体には、全身の血管内皮細胞のそこかしこに、RAGE(receptor for AGEs)って名前の、AGEsを認識する受容体があるんです。戦時中の隣組も真っ青以上の感知システム!が張り巡らされているんですね。ですから、生活習慣病の発症に伴って、AGEsの蓄積が嵩むと、RAGEを介して炎症反応が進み、更にその炎症反応によってAGEsの生成が進み…と、加速度的に悪循環の輪に陥っている可能性が考えられます。

 糖尿病を発症すると、5年~10年くらいで糖尿病合併症の発症リスクがびよ~んと急上昇しちゃうもんなんですが、しかしながら、肝心のその病態を予測する指標がないんです。最近、糖尿病を始めとする生活習慣病の発症に伴い、体の中に蓄積されているAGEsの量がメキメキっと増加していた事が知られるようになり、AGEsの測定やAGEs生成阻害薬の開発が行われるようになって来ました。

 約450~750名の地域在住高齢者を対象としたボルチモア加齢縦断研究では、AGEsの一つであるカルボキシメチルリジン(CML)の血中レベルは糖尿病だけでなく、老年兆候や寿命のバイオマーカーとしても考えられています。

 が、①糖尿病や年齢、喫煙、慢性腎臓病の有無に関わらず、腎機能低下と関連する事、更には、②年齢や性別、所謂昔っから冠危険因子なんかとは全く関わりなく、貧血や血管硬化度と相関する事が分かっています。65歳以上の高齢女性では、血中CMLレベルが握力の低下と相関し、古典的な危険因子とは全く関係なしに、平均4.5年後の心血管死を予測するマーカーになるんだそうです。

 イタリア・トスカーナ地区の65歳以上の爺婆約100人を対象に行ったCHIANTI研究では、血中のCMLレベルが、①既存の危険因子とは全く関係がなく、将来の腎機能の低下を予測するマーカーとなり得る、②年齢、教育レベル、認知機能、慢性疾患や糖尿病の有無等の要因で補正をかけても、歩くスピードの遅さと有意に相関する、③6年後の全死亡並びに冠動脈疾患死を予測するバイオマーカーになり得る事が、明らかにされています。

外因性AGEs

 CML等のAGEsは、体内で作られるだけでなく、体の外側からも中に取り込まれてしまいます。食事に含まれるAGEsのうち約6~7%は、期間限定ではありますが、体内に残存しているんだそうです。また、食事に由来する外因性AGEsは、体内に存在するAGEsの約1/3を占めるとの報告もあります。

 ペントシジン、クロスリン、ピロピリジン等の、ある種のAGEsは、その構造的な特性から、特徴的な蛍光を発します。この性質を利用して、皮膚の自家発光(skin autofluoresence:SAF)値を測定して、体内のAGEs蓄積量を推測する方法が簡易指標として良く用いられますが、①日本人を含めた糖尿病患者に於いて様々な血管合併症や総死亡を予測するマーカーとなり得る、②血管の硬化度や左室の拡張障害、動脈硬化巣の不安定プラークの程度と相関、③慢性腎臓病患者に於いて将来の心血管死を予想予想しうる事、等が知られています。

 SAF値は、年齢とは全く関係がなく、生活習慣の歪み(喫煙、運動不足、精神的ストレス、睡眠不足、朝食抜き、甘い物を多く摂取etc.)によって値が上がります。つまり、喫煙の有無や食習慣の違いによって生じる外因性のAGEsの摂取量の多寡が、老年兆候や寿命に影響を及ぼしていると考えられています。

 

糖尿病患者に於ける”高血糖の記憶”は、”たばこの呪い”と似てる?

 EDIC-DCCT研究によれば、Ⅰ型糖尿病患者の初期6.5年間の血糖コントロールが不良だと、その後の血糖コントロールが上手く行っても、血管合併症の進行を十分抑えられないんだそうです。実際、DCCT試験期間中に、血糖コントロールが不十分だった群は、初期からの血糖コントロールがしっかり出来た群に比べて、DCCT試験終了後14~18年間に亘り、細小血管症への進行のリスクが高く、11年後に心血管のイベント、死亡リスクが2倍以上に跳ね上がったんだそうです。更には、その傾向は27年間にも及んだそうです。

 Ⅱ型糖尿病患者を対象にしたUKPDS80研究でも、初期から厳しい血糖管理下に置かれていた人は、長期に亘って血管合併症に罹り難いという、所謂”遺産効果(legacy effect)”が認められています。

 この様な糖尿病患者に於ける高血糖の記憶とも言うべき現象には、以下の様な事から、AGEsの病的な関与が推定されています。つまり、①DCCT試験終了時の皮膚コラーゲンのAGEs量が多ければ多い程、糖尿病性腎症や網膜症、頸動脈の内膜中膜複合体肥厚が著しく、②AGEsは、血糖コントロールの程度とその継続期間により、不可逆的に体内で生成、蓄積されます。それにも関わらず、一度形成されると、極めてゆっくりとした速度でしか代謝されません。③自分で自分の首を絞めるというか…、AGEs自身により、RAGEの発現上昇と局所に於けるAGEsの産生亢進が起こり、AGE-RACE系の持続的な活性化が認められるそうです。

 この様な糖尿病患者に於ける高血糖の記憶とも言うべき現象と、非常に似通っているのが、所謂煙草の呪いと称される現象です。禁煙後も、過去の喫煙歴、つまり、喫煙本数×年数によって、全く煙草を吸わなかった人よりも、長期間に亘り肺癌のリスクが高いまま推移します。それ故、外因性のAGEsの関与が疑われています。

食べ物に含まれるAGEsは、悪者か?

食事中のAGEsと●●

■癌

 論文によれば、以下の指摘がなされています。①食事に由来するCMLの摂取量が多い人ほど、膵臓癌の発症リスクが高く、男性では1.4倍と有意に上昇する。②赤肉の摂取量増加に伴う膵臓癌の発症リスクの上昇に、食事中のCML量の増加が関与している。③糖尿病の有無に関わらず、血中AGEsの値が高いと、4年後の直腸癌のリスクが増大する。

■骨粗鬆症、認知機能

 CMLが高い程、骨盤骨折のリスクが上がり、体格指数(BMI)や喫煙、腎障害の有無等で補正しても、やっぱCMLが1SD上がると、骨盤骨折のリスクが1.17倍高まるんだそうです。CMLのレベルは骨量と相関しないので、AGEsの蓄積が骨質を劣化させて、骨盤骨折のリスクを底上げしているとしか考えられない! 糖尿病の有無に関わらず、尿中ペントシジンレベルが高値であればある程、9年後には認知機能が低下しやすいんだそうです。

■血管障害、インスリン抵抗性

 Ⅱ型糖尿病患者さん達に低AGEs食を食べさせると、①2~6週で、血清AGEsレベルは30~40%くらいは低下しちゃうものですし、可溶型血管細胞接着因子-1(可溶型VCAM-1)やC反応性蛋白(CRP)なんかの、血管障害や炎症反応のバイオマーカーだって、20%くらいは下がってしまうんです。また、②酸化ストレスのマーカーも低下し、インスリン抵抗性が改善し、長寿遺伝子(SIRT1)も活性化します。

 更には、AGEsの制限食しか食べさせてもらえなかった糖尿病の患者さんは、血中LDLコレステロールのAGEs化や酸化反応が抑えられ、結果、これ等のLDLコレステロールによる血管障害作用も軽減されます。

 腎不全の患者さんについても、外因性のAGEsを控えるだけで、血中のplasminogen activator inhibitor-1やCRPレベルは低下するもんなんです。

 糖尿病の有無に関わらず、AGEsたっぷりの炭酸飲料を300ml飲むだけで、内皮機能が障害されるって報告もあります。

 食事記録とインタビューから推定されるAGEs摂取量と、血清AGEsレベルには正の相関があり、AGEsを食べるのを減らすと、老いさらばえてとか、糖尿病、腎不全等による臓器障害を抑制出来るのではないかと考えられています。

■老け顔!

 見た目年齢が、将来の心血管病リスクや寿命を予測し、老化の一指標となりうる事は良く知られています。日本人一般住民を対象にした研究では、SAF値が、利き手の握力の低下や見た目年齢!と有意に相関するとの報告があります。利き手の握力低下は、将来の総死亡や心血管死等を予測するマーカーと考えられていますから、喰い物の中に含まれているAGEsが、老け顔の大いなる原因であるのと同時に、筋力低下を含めた体内外の老化現象に関わっているようです。

■AGEs制限食

 食事に含まれるAGEs量を削減した、所謂AGEs制限食を摂るだけで、血中酸化ストレス、炎症や血管障害マーカー、コレステロール、AGEs値が低下したのに対し、アディポネクチンと長寿遺伝子は増え、糖尿病の患者さんに至っては、インスリン抵抗性が改善したんだそうです。

 

AGEsレス食品で、エイジレスagelessな生活を!

 一般論ですがぁ、お肉や脂身たっぷりの食材を、高温で揚げたり焼いたりすると、AGEsが沢山生成されます。ファーストフードの類は、高カロリー・高脂肪で、食材を高温で加熱調理をしたものが多く、危険度が高いと嫌厭した方が無難かも。反対に、水分を多く使ってゆっくり蒸したり茹でたりする調理法は、AGEsを生成させ難い調理方法です。まあ、AGEs化反応は、太古!の昔(笑)からメイラード反応(褐色反応)として知られているように、食べ物が香ばしくて美味しそうな外見、つまり食欲をそそる茶色の衣を身に纏っていたら、その茶っちい度でAGEsの含有量を推し量るなんていうのも、簡便な方法ですね。また、ブドウ糖に比べて、果糖はAGEsを10倍位生成しやすいんだそうです。フルクトース・コーンシロップを多く含む炭酸飲料や果糖の過剰摂取、茶っちい色物の食い物は食べないと言う強い戒めを自分に課すのも、アンチエイジングの嗜みなのかも知れません。

 AGEsは極力口にしない努力と共に、相殺出来る裏技を身につけるのも大事。レモンや酢は、調理の過程でAGEsの生成を抑えてくれますし、医療用吸着炭であるクレメジンや高純度セルロース炭、キチン、キトサンには、AGEsの吸収を阻んでくれる作用があるようです。お野菜や海藻、キノコ類をいっぱい食べて、バランス良く💛を心掛けて下さいな。

実は、食べ物に含まれるAGEsは、そこまで目の敵にされる理由がない!?

 私達日本人の誇る和食に必須とされるお味噌や醤油ですが、この中にも、当然ながらAGEsが含まれています。唯、これ等の調味料を大量に飲み食いするとは考え難く、コーヒーに含まれるAGEs同様、健康上何らかの被害がある!と憂慮する必要はないとされています。また、動物性食品と発酵食品とでは、その中に含まれるAGEsの種類に違いがあり、どうも、生体内に吸収された後のRAGEに対する親和性に差があるのではと考えられています。

 また、食べ物の中のAGEsは、多くの場合、アラニルCMLやアラニルピラリンと言ったジペプチドの形で、ペプチド輸送体PEPT1により腸管から吸収されます。ですが、PEPT1の遺伝子多型やその発現の多寡が、食べ物に含まれるAGEsの吸収にどんな風に影響を及ぼしているかって事すら、未だ分ってないんです。

 それどころか、AGEs化反応により生じる食品中のメラノイジンには、抗酸化、抗変異原活性が報告されています。唯、メラノイジンの作用の殆どは基礎的な研究で示されたもので…、私達人間様を対象にした臨床的なデータは皆無と言わないまでもレベルしかないんです、はい。

 一昔前、焼き魚の焦げに含まれるヘテロサイクリックアミンが発癌性物質として注目され、「魚はアルミホイルに包んで、焦げない焼き方を!」って指導がなされました。が、今では、焼き魚の中に含まれているヘテロサイクリックアミンなんて代物はホンの僅かで、焼き魚で発癌リスクを云々するのは、最早ナンセンス以外の何物でもない。それよりも、ω3脂肪酸の効用の方が遥かに大きい等々と、世の中、お魚礼讃の風潮です。

 同様に、「生体に毒性を示す!と激しい非難に曝されながらも、実はそのAGEsの具体的な構造すら不明」って体たらくで、食べ物や私達の体に吸収される濃度すら正確に測定出来ない現状では、どこまで本当に悪者?って言うのも、また事実。特に、体の中のAGEsを抗AGEs抗体で測定を行う際に、加熱やアルカリによる前処置が行われる場合もあり、これ等の前処理の過程で積み増しされたAGEsもカウントされてしまう為、AGEsを過剰に見誤る危険性もあり、中々評価自体が難しい側面も。実際、味噌や醤油、タレ(ソース)等の、所謂健康的な食生活の四天王の一つとされるこれ等調味料達は、AGEs/メラノイジン含有量が極めて高いにも拘わらず、長寿大国JAPANを支える和食って事実を鑑みると、善悪の判定は、中々一筋縄ではいかない…ようです。

 

メラノイジン

 イタリアで販売されているNESCAFEやNestle等のコーヒーのラベルには、AGEs化反応により生じるメラノイジンを、香気成分や抗酸化物質として記載しているんだそうです。私達人間様の自律神経に働きかけ、リラックスやリフレッシュ効果が期待出来るそうで、肉食蛋白質由来のペプチドとキシロースとのメイラード反応で生じた2,5-dimethyl-4-hydroxy-(2H)-furanine(DMHF)は、メイラード反応と言えばこの匂い💛って位の王道香気成分で、香料世界大手のフェルメニッヒ社(スイス)が「Furaneol」という名称で商標登録しています。

 

ファストザイム シータ

ファストザイムシータ

 左図の、最近のHISAKOのお気に入りの「ファストザイム シータ」。80種類以上の作物を3年半、繰り返し熟成発酵させて作った濃厚で自然な状態の植物性乳酸菌発酵ペーストを樽からそのまま閉じ込めた健康食品です。酵素はもちろん、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・ファイトケミカルが豊富に含まれているだけでなく、長期熟成発酵で、栄養素がより消化吸収されやすい形になっています。が、きっと、前述の味噌や醤油、タレ(ソース)同様に、AGEs/メラノイジン含有量が極めて高い事は想像に難くないのですが(笑)。

 免疫学者で、カイチュウ先生として有名な、藤田紘一郎先生も、この「ファストザイム シータ」を、「腸内環境を整える事で、免疫力アップを期待出来る発酵商品である」と絶賛。やっぱり、腸の大事さを痛感している先生も、こ奴に目をつけてたんですね。さすがぁ!(←と言っては、大目玉喰らいそうですが(笑)) 

 

  • ファストザイム シータの4つのこだわり
    • 3年6ヶ月の長期熟成発酵注目のD型アミノ酸含有
    • 世界中から集められた植物乳酸菌を使用(プロバイオテイクス(美容通信2013年8月号))
    • 善玉菌の餌となるオリゴ糖を配合(プレバイオティクス(美容通信2016年2月号))
    • 美味しいから続けられる

 

  • 原材料

 因みにこの「ファストザイム シータ」の原材料は、プルーン、ウメ、ユズ、イチゴ、リンゴ、イヨカン、ブドウ、イチジク、カキ、キウイ、ミカン、レモン、キンカン、アケビ、ヤマブドウ、ヤマモモ、冬イチゴ、ブルーベリー、ブラックベリー、キイチゴ、カリン、モモ、ナシ、グミ、カボチャ、ニンジン、ヨモギ、キャベツ、ケール、ホウレンソウ、ダイコン、ナスビ、シソ、トマト、ピーマン、キュウリ、ゴーヤ、小松菜、チンゲンサイ、ビタミン菜、ウコン、アカメガシワ、オオバコ、大麦若葉、クマザサ、ゴボウ、スギナ、ビワの葉、ブロッコリー、モロヘイヤ、日本山人参、パセリ、セリ、セロリ、レンコン、ミツバ、ミョウガ、アスパラガス、ショウガ、シイタケ、レイシ、キクラゲ、マイタケ、コンブ、ワカメ、ヒバマタ、根コンブ、ヒジキ、大豆、ココア、スイートコーン、碁石茶、寒茶、天台烏薬、エゴマ、紫芋、米ぬか、玄米、黒砂糖、オリゴ糖。旬や循環農法にこだわって厳選した80種類以上の原材料から作られています。

 

  • ちょっと癖があるので、こんな飲み方で工夫するのもあり。

 飲み方と言うか、食べ方は、毎日1~3包を、好きなタイミングで摂れば良いだけ。HISAKONOの様にそのまま、袋にむしゃぶりついて食べてしまうのが一番スタンダードかな方法だとは思います。味は…美味しいと言えば、美味しいと言えない事もない(笑)。強いて言うなら、オタフクソースを原液で飲む感じに近いかな。HISAKO的には全然ありなんだけど、オタフクソースはお好み焼きに掛けるものって思っている人には、若干の抵抗感があるかも。ドレッシングやディップソースに混ぜたり、豆乳やヨーグルト、ジュースに混ぜて、目先を変えるのも美味しい気分転換になります。オススメのレシピを2つ載せときますね♪

<リンゴとキュウリのパイナップルジュース>

【材料】(約300~400ml分)

   ・パイナップル 200g

   ・りんご 120g

   ・きゅうり 60g

   ・水 200ml

   ・ファストザイム シータ 2g(1包)

 ① パイナップルは、皮を剥いておく。

 ② リンゴは芯ごと切って皮ごと。

 ③ キュウリはヘタを切っておく。

 ④ ①~③をコールドプレスジュースマシーンに入れて抽出する。

 ⑤ ④に水を加えて割り、最後にファストザイム シータを加えて出来上がり。

 パイナップルには、糖質の分解を助けて代謝を促す「ビタミンB1」が豊富に含まれ、ビタミンB2、C、クエン酸等との相乗効果で、疲労回復や夏バテ解消、老化防止等の効果が期待されています。更には、リンゴに含まれる「りんご酸」や「クエン酸」が、疲れた体を癒し、元気を回復! キュウリに含まれる「ピラジン」と言う成分は、血液をサラサラにしてくれますし、利尿作用のある「カリウム」も多いので、浮腫みや高血圧の予防にも効果的です。

<セロリとぶどうの炭酸ライムジュース>

【材料】(約300~400ml分)

   ・マスカット(種なし) 200g

   ・セロリ(芯) 80g

   ・ライム 40g

   ・炭酸水 200ml

   ・フェストザイム シータ 2g

 ①マスカットとライムは皮ごと、セロリの芯を、コールドプレスジュースマシーンに入れて抽出する。

 ② ①に炭酸水を加えて割り、最後にファストザイム シータを加えて出来上がり。

 セロリの香気成分「アピイン」は、ストレスによるイライラを鎮め、精神を安定させる効果があります。ライムの精油成分「リモネン」は、爽やかな香りで神経を鎮め、ストレス解消に有効に働きます。ライムには、これ等の成分を強力に後押ししてくれる、抗ストレス作用に優れる「ビタミンC」も豊富です。

 

■腸内細菌ダイジェスト

  • 腸内フローラの組成は生後1年半で決まる。

 腸内細菌は、病原菌が乱入してくればそれを追い出し、ビタミンBやKを合成したり、地球防衛隊ならぬ人体防衛隊として免疫までも担当等々と、正に八面六臂の活躍をしてくれます。

 にも拘わらず、この腸内細菌達は、戦後どんどん日本人のお腹から逃げ出して、戦前の1/3位にまで激減してしまいました。腸内細菌は生後1年半で、腸内フローラのパターンが決まります。つまり、この大事な1年間の間に、どんな菌達とどんな風に付き合ってきたかが、その人の一生の腸内フローラを決めちゃうって事なんです。

 つまり、

①腸内細菌の種類は、個人個人によって皆異なる。

②生後1年半までに、腸に棲みついた細菌。

③母親の胎内にいた時は、完全な無菌状態。

④出産と同時に、沢山の細菌と接触

 「何故、赤ちゃんが何でも舐めたがるのか?」って、考えた事がありますか? 口卑しいからではなくて、土壌菌を腸内に取り込んで、腸内細菌を増やす為の遺伝子に刷り込まれた?行為なんです。良い菌だけを増やそうなんて、虫の良い事を考える輩がいますが、無理です。2割以上にはなれないんです。これは善玉菌だけじゃなくて、悪玉菌にも言える事で、悪玉菌も2割以上には増えれません。お腹が良いか悪いかは、大多数を占める日和見菌達を増やして、どちらの尻馬に乗せちゃうかで決まるんです。単に、善玉菌の数ではないのです。前述のカイチュウ博士の藤田先生は、土壌菌をカプセルに詰め込んで愛飲しているそうですが、HISAKOは納豆を毎日食べてます。最後の晩餐は、納豆と決めている位に、偏愛してます(笑)。納豆菌の殆どは、土壌菌(日和見菌)です。

⑤生後1年半の間に腸に侵入して来た菌の中で、自分の腸のIgA抗体と結合したものだけが、腸に棲みつく事を許される。

 …理由?不明ですが。

 

 お母さんのお腹の中にいた時は完全な無菌状態ですから、どうこの世に出て来たのかって経路!によって、腸内細菌叢の組成は大きく左右されます。 つまり、お母さんのお股の間から生まれた経膣分娩の新生児達の腸内細菌は、大腸菌や乳酸菌、バクテロイデスに占められています。ところが、帝王切開の新生児達は、お股ではなく、取り上げた医者や看護婦の菌に塗れるので、Streptococcusやブドウ球菌達と、両者の腸内細菌叢には多大なる差異が認められます(生後4日目)。

 しかし、何故かは分かんないのですが、生後4日目では全く別人28号の様相を示していた両者(経膣分娩で母乳栄養児/帝王切開で人工栄養児)の腸内細菌叢は、生後1ヶ月の新生児では両者は殆ど同じになってしまいます。

 ここからが、またまた謎が深まるのですが、生後1ヶ月から3ヶ月間は、新生児の腸内細菌叢には、個人差ってものが消失し、皆同じ種類のまま推移します。が、生後3ヶ月を経過して1年での間に、新生児の腸内細菌叢は個々で大きく変貌し始め、生後1年半までに定着した腸内細菌の種類は、Face ID以上!!(笑)に個人個人で異なり、その後も一生変わる事がありません。個人認証としては、静脈認証、指紋認証に勝るとも劣らない識別レベルなんです。


 左図は、米国のマサチューセッツ・ジェネラル・ホスピタルのウォーカー教授らの研究で、小児の腸内細菌叢を樹立を5段階に分類したもの。生後4週間までに、膣内細菌と母乳を供給源に定着を完了させる事が理想と考えられています。

 

  • 善玉菌、悪玉菌、そして健康の鍵を握る日和見菌

 腸内細菌(美容通信2013年8月号)には、培養出来る菌が100種類、100兆個あるとされていますが、実は培養出来ない菌の方が圧倒的な大多数で、3万種類以上、1000兆個いるんだそうです。これは、私達に人間様の細胞の16倍もあり、重さは1.5~2Kgもあります。

 遺伝子検査(培養出来ない菌も含む)の結果ですが、多い順から列挙しますと以下の通り。

①No.1 フィルミクテス門;悪玉菌が好きな日和見菌

②No.2 バクテロイデス門;善玉菌が好きな日和見菌で、この①と②が全体の45%を占めます。

③No.3 プロテオバクテロイデス門;善玉菌15%以下

④No.4 アクチノバクテリア門;善玉菌10%以下

 培養出来る菌には、善玉菌としてはビフィズス菌、乳酸桿菌、悪玉菌としてはウェルッシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌、日和見菌としては連鎖球菌、バクテロイデス菌等が挙げられます。

 腸内細菌の組成は、前述の通り、生後1年半で決まってしまいますが、ちょっと善玉菌が増えると体調が良くなり、悪玉菌が増えると体調は悪くなってしまいます。例えば、デブ化(肥満)してしまうのも、腸内細菌の悪玉菌の仕業。脂っこいものが食べたくなるんです。以下は、それを裏付ける論文達。

 アフリカの原住民は、高食物繊維、低カロリー食を食べているから、バクテロイデス門が優勢。イタリア人は、低食物繊維、高カロリー食を食べているから、フィルミクス門が優勢。

 おデブの人の腸内細菌にはフィルミクス門が多いし、痩せた人の腸内細菌にはバクテロイデス門が多いんです。どうも、前者のなかにはデブ菌がいるに違いがないし、後者の中には痩せ菌がいるに違いない!

 2006年 ワシントン大学のゴードン教授の報告によれば、太ったマウスから採取した腸内細菌を植え付けられたマウスは、肥満になってしまいました。

 2013年 Natureに掲載された論文によれば、肥満してフィルミクテス門の細菌が増えると、肝癌になる。

 2013年 クロストリジウムに感染てしまった人に、健康な人のうんこを十二指腸に注入(便移植)したところ、81%の人が回復したんだそうな(NEJ Moa)。

<腸内細菌のまとめ>

  • 100~200種類、100兆個、重さ1.5~2Kg
  • 私達人間の細胞は37兆個。腸内細菌はその3倍!
  • 腸内細菌の3/4を占めるのが、日和見菌(美容通信2012年8月号)です。
  • 善玉菌を幾ら増やそうと努力しても、全体の腸内細菌の2割以上は増えれない。まあ、これは悪玉菌についても言える事だけどね。
  • 免疫力を高くしたければ、善玉菌を増やすと考えるのではなく、有利な方の尻馬に乗りたがる日和見菌を味方に付けるしかない。つまり、健康の鍵を握ってるのは、大多数を占める日和見菌って事です。

 

  • 何故に、戦後アレルギー疾患が増えたのか?

 抗菌・除菌グッズ(美容通信2019年3月号)がドヤ顔で幅を利かせている昨今、哺乳瓶ですら消毒しちゃうのが当たり前。そりゃあ、過剰な清潔志向を押し付ければ、江戸時代の狂歌にある様に、白河の水の清きに耐えかねて元の濁りの田沼恋しきと感じてしまうのは、人の性、菌の性ってもんです、はい。だから、癌やアトピー、鬱や脳梗塞、自閉症、認知症等の、ロクでもない病気になるんです。

 米国でブタクサ花粉症が報告され始めたのが、1960年代。日本で花粉症が最初に確認されたのは、1963年(日光市)です。今では、日本国民の3人に一人が花粉症で、正に国民病の様相を呈しておりますが、1963年まで、花粉症(美容通信2005年3月号)なんて病気は存在すらしなかったんです。…便利で、衛生的な環境に整備された先進国で、何故に、急激にアレルギー疾患が蔓延したのだろうって? いえいえ、綺麗な環境の代償として、私達はアレルギー疾患(美容通信2007年4月号美容通信2006年4月号)を得たと言うのが正しいんです。昔は、家畜を飼い、外で農作業をする生活で、まあ、一言でいうとばばっちい生活でした。ところが、戦後、急激に清潔な環境が整備され、更には、抗生物質の頻繁な使用や除菌薬の乱用で、乳幼児期に多彩なバイ菌達に塗れる機会が奪われてしまったのです。特に、回虫は、飼っていない人はいない位の国民的ペットでしたが、今の日本で回虫を自分のお腹で育てている人は…、HISAKOが知る限り、カイチュウ博士の藤田先生位です。

 肥満細胞はIgEを介したI型アレルギー反応の主体です。肥満細胞の中には、ヒスタミンを始めとした色々な化学伝達物質(ケミカルメディエーター)が存在しています。スギ花粉に毎年の様に曝されていると、体内にスギ花粉に反応するIgE抗体が何時しか出来てしまいます。そんな人が再びスギ花粉の洗礼を受けると、花粉と結合したIgE抗体が、(目や鼻の粘膜の)好塩基球や肥満細胞の表面にある、謂わば一種の鍵穴の様なものにパコっと嵌り込んでしまいます。その結果、内容物である特異顆粒、即ちヒスタミン等が放出(脱顆粒)され、アレルギー反応が起こります。こうなると、もうヒスタミンが脱顆粒されちゃってますから、当たり前ですが、抗ヒスタミン剤しか打つ手がない。

 ところが、寄生虫に感染していると、スギ花粉が来ようと、ダニが来ようと、肥満細胞は起こらないから、アレルギー反応が起こりようもないんです。なりたくても、なれない!って奴です(笑)。少々解説を致しますと、寄生虫に感染するって事は、私達の体の中で寄生虫が日常生活するって事ですから、当然、彼らだってうんこしますよね。このうんこに対し、私達は半端ない位のとてつもない大量のIgE抗体を産生します。因みに、このIgE抗体の大部分は、スギ花粉やダニ抗原とは全く結合しないタイプもので、非特異的なIgEと呼ばれています。ですから、寄生虫病の人は、今更、スギ花粉やダニなんぞに曝されたところで、そもそもそいつらに対してIgE抗体を産生する余裕なんてありません。例え、花粉やダニに対してIgE抗体を産生したところで、既に、体内の好塩基球や肥満細胞の表面は、寄生虫由来の非特異的な、言い換えれば不活性なIgE抗体で覆い尽くされてしまっている状態ですから、花粉やダニと結合したIgE抗体には付け入る隙間がないんです! つまり、セロトニンやヒスタミンが放出(脱顆粒)されようがない=新たなアレルギー反応を起こしようがないんです。

 多少腸内細菌の話から脱線した感がない訳でもありませんが、スギ花粉や自動車の排ガスの増加、食生活の変化等(美容通信2019年4月号)が、アレルギー疾患の発症に絡んでいるのは事実です。しかし、寄生虫の感染率が70%から0.2%に激減し、反対にスギ花粉症の患者さんが10倍に増えてしまったのは、長年の共生関係を一方的に絶縁してしまった事に対する手痛いしっぺ返しと、謙虚に受け止める必要があるのかも知れませんね。

 

  • 腸内環境を整えようぜ!

①腸内細菌を増やす

②活性酸素を消す

 ICカード、電子レンジ、抗菌グッズ、放射能、水道水、添加物の入った食品、噛まずに美味しいと感じる食品等など、私達の作った文明社会が、活性酸素を多量に産み、私達の首を絞めているって構造ですね。

 活性酸素(美容通信2017年10月号)(美容通信2018年7月号って輩は、全くロクな事をしません。免疫は下がる。細胞は老化する。寿命は短くなる。細胞は癌化する…。その挙句ではありませんが、活性酸素が原因とされる病気は実に200以上もあって、その代表格が、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、高血圧、アルツハイマー、認知症(美容通信2019年4月号)等です。勿論、アトピー性皮膚炎や、シミやシワと言ったお肌の大敵でもあります。

 活性酸素と果敢に立ち向かってくれる治療としては、パ~っと頭に浮かぶのは、高濃度ビタミンC点滴(美容通信2016年11月号)(美容通信2008年11月号)やオゾン療法(美容通信2017年4月号)(美容通信2011年8月号)ですが、お家で出来る対策としては、どんな物を食べるかも大切です。抗酸化作用のある食品は、以下の通り。

 ●植物化合物(フィトケミカル)

  癌予防の可能性のある食品や成分(美容通信2015年9月号)としては、下記のものがアメリカ国立癌研究所より発表されています。癌を抑制する為に、1日5種類の色の付いた野菜を食べましょう、ね!

ほら、左のグラフを見ていただければ分かるように、国家がお野菜を食べろ食べろって頑張って旗を振り続けたアメリカは、お野菜を沢山食べるとされていた日本の摂取量を抜き、今や世界に先駆けて、全ての癌の発生が低下傾向を示して来ているのです。

Parsnips-1.jpg [癌予防効果大] 大蒜・キャベツ・甘草・大豆・ショウガ・セリ科植物(人参・セロリ・パースニップ)

  *パースニップ(右図)⇒全然そんな野菜を知らなかったので、Wikiしてみると…、「ニンジンのような肉質の白い主根を食用とする。ニンジンに似た香気があり、味は淡白で甘みとわずかな苦味がある。煮崩れしないため、ポトフシチューボルシチなどの煮込み料理に適している」と記してありました。更に続けて、こんな記載も。「『ドリトル先生』シリーズ全巻を最初に日本語へ訳した井伏鱒二は、原文の”parsnip”を通例、使用される「アメリカボウフウ」でなく「オランダボウフウ」と訳しているが、この訳語について、南條竹則は、パセリ(parsley)の和名「オランダセリ」との混同(英和辞典では”parsley”の次に”parsnip”が来ることが多い)、若しくは井伏が「アメリカボウフウ」の音韻の悪さを嫌って、意図的に「アメリカ」を「オランダ」としたのではないかとする説を提示した」と。ふ~ん、確かに、音韻は悪いわなぁ。

 [癌予防効果中] 玉ねぎ・お茶・ターメリック・玄米・全粒小麦・亜麻・柑橘類(オレンジ・檸檬・グレープフルーツ)・ナス科植物(トマト・茄子・ピーマン)・十字科植物(ブロッコーリー・カリフラワー・芽キャベツ)

 [癌予防効果小] メロン・バジル・タラゴン・燕麦・薄荷・オレガノ・胡瓜・タイム・浅葱・ローズマリー・セージ・じゃが芋・大麦・ベリー

  フィトケミカル(植物性抗酸化物質)には、下記があります。

  ・ポリフェノール:色の付いた果物・野菜(ブドウ、プルーン、トマト、ノ二)

  ・カロチノイド:海藻や根菜類に含まれている緑黄色

  ・イオウ化合物:ニンニクや葱の香り・大根や芥子菜等の辛味

  ・テルペン類:ハーブ類・柑橘類の香り・苦み

  ・βグルカン:キノコ類・酵母

 ●酵母、カビ、腸内細菌(←水素を作る!)

 ●プロポリス

 ●地中から湧き出した生の水

  うちの猫達は原始の泉の水が好きで、近所とは言え、休日はペットボトルを抱えて、水汲みに行かないといけない。水道水は露骨に嫌な顔をする(←特に、娯娯の方。嬉嬉は、原始の泉の水がないと、黙って実力行使に出る。つまり、水道の蛇口から直接飲む。これが嫌で、水汲みが休日の仕事になった。だって、お尻を舐めたり、蛾や蜻蛉を食べた口で、蛇口を舐める訳で…、それが嫌なら、多少の肉体労働は許容すべきと自分に言いきかせるしかない(笑))。たま~に猫の水を拝借してコーヒーを煎れる(パコる)けど、確かに美味しい気がする。活性酸素を消去してくれているかどうかは、不明ですが。


 発生してしまった活性酸素を消すのも大事ですが、そもそも、ごみと一緒で、出さないのも大事。活性酸素を発生させない生活習慣5ヶ条を列挙しますね。

1)良く噛む。ゆっくり食べる。

2)ゆっくり呼吸をする。←ミトコンドリアには、O2が必要です!

3)体を温める美容通信2014年10月号)(美容通信2015年2月号)。

4)過激な運動はしない。

5)自然の中で生活する。

③ストレスを取り除く

④お腹を温める

 私達の体には、解糖系とミトコンドリア系美容通信2017年7月号の2種類のエンジンがありますが、腸は、専らミトコンドリアエンジンです。つまり、37度以上ないと、ミトコンドリアエンジンは働きませんから、腸を働かせる為には、腹を温めなきゃならんのです。腹巻の効用は昔から言われていましたが、実は、こんなミトコンドリアエンジン都合だったんですね。 

  解糖エンジン ミトコンドリアエンジン
場所 細胞質 ミトコンドリア
体温 32~36℃で活性化 37℃以上で活性化
紫外線・放射線 必要なし 適度に浴びると活性化
供給される細胞 白筋細胞、精子、皮膚細胞、上皮細胞、骨髄細胞、その他 赤筋細胞、脳神経細胞、心筋細胞、卵子、肝細胞、その他

 

 因みに、癌てもんは解糖エンジン系なので、癌がめりめり増殖して欲しくない!と切望するなら、ミトコンドリアエンジン系の活性化で対処するのが賢い生活習慣です。

 

  • リーキーガット(腸漏れ)症候群の子供達

 何故、医療が発達した現代、食物アレルギーや自己免疫疾患(関節リウマチ、多発性硬化症)、慢性疾患(慢性甲状腺炎、炎症性腸炎)、糖尿病、動脈硬化、自閉症、多動性・統合失調症等の、ロクでもない病気達が、寧ろ増加の一途を辿っているのでしょうか? 

 ガキんちょに食物アレルギーが急激に増加しているのは、前述の様な若い清潔志向の親達の「ぎゃ~っ!! ばばっちい!」の憎悪の挙句に、土壌菌の摂取が少なくならざる得なかったのもありますが、それ以外にも、離乳食が早くなったとか、添加物がオニ盛りした食べ物を多く摂る様になったから。こんな蛮行の挙句に、腸のバリア機能が低下して、腸管膜に穴が開いている状態=リーキーガット(漏れる腸)になる。その代表格が、セリアック病。小麦の蛋白質であるグルテンが原因の食物アレルギーです。テニスのジョコビッチ選手は、グルテンフリーで、世界の王者に一躍躍り出た逸話は有名ですね。小麦の所為で腸がダダ漏れ状態なら、幾ら優秀な才能と努力とスタッフを揃ってたとしても、全てダダ漏れですからね。覇者にはなれません。

 因みに、このリーキーガット、糖尿病になるとなり易いんです。論文によれば、生きた腸内細菌が血液に入ってしまうなんて、通常ではありえないダダ漏れ状態の人が50人いるとすると、糖尿病に罹患している人はそのうち12人もいるんだとか。結構な比率ですよね。この、腸内細菌が血液の中に入ってしまうなんてろくでもない事が起こる(リーキーガット)と、血管に生じた慢性の炎症の挙句に動脈硬化を発症したり、4EDSと言う毒素が腸から侵入して自閉症になったりする事もあります。正に、負の連鎖です。

 リーキーガットにならないようにするには、どうしたら良いのでしょうか? 地球防衛隊ならぬ、短鎖脂肪酸に腸の防衛(バリアを強化)していただくのが一番の解決策!なんです。短鎖脂肪酸は、腸内細菌が食物繊維を分解・発酵して産生する物質で、酢酸・酪酸・プロピオン酸等の総称です。これ等が体内に増えてくれると、①腸粘膜の修復、②腸内フローラの活性化、③腸内細菌を増やす、④糖尿病の改善、⑤肥満の解消、⑥体の「炎症」を抑制する等の、様々な御利益があり、結果的に腸漏れを防ぐ!治す!に繋がるのです。短鎖脂肪酸を増やす食べ物としては、海藻類、キノコ類、納豆、アボカド、山芋、オクラ、酢玉ねぎ、キャベツ、大蒜等が挙げられます。が、中でも断トツの増殖を促してくれるのが、水溶性繊維+お酢のメニューです。ざっくり言ってしまえば、「食物繊維を多く摂り、善玉腸内細菌を増やして、腸内環境を整える」ですかね。

最大の自然治癒力~腸内細菌

  1. 病原体を排除
  2. 食物の消化
  3. ビタミン合成
  4. 幸せ物質(ドーパミン、セロトニン)の前駆物質を脳に送る
  5. 免疫力を付ける

 

  • 腸内細菌の助っ人、乳酸菌生成エキスの補足

 乳酸菌生成エキスについては、何度か特集(美容通信2016年2月号)(美容通信2018年5月号)を組んでおりますが、様々な効果効能が知られております。

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 例えば、my 乳酸菌と腸内細菌を増やす効果があるそうです。論文によれば、乳酸菌生成エキスには、生きた菌が入っていないにも拘らず、便中の乳酸菌数が約3倍になっていたんだそうです。これは、エキスが、腸内常在乳酸菌が増え易い環境を提供した事を示唆します。又、腸内細菌全体の総数も、便中の総DNA含有量の増加での評価ではありますが、約2倍に増えました。つまり、近年、免疫力の低下は、腸内細菌の減少が一因と言われているだけに、乳酸菌生成エキスに期待が持てるってもんです、はい。

 更には、乳酸菌生成エキスが、腸内のNKT細胞を活性化するとの報告もあります。論文によれば、小腸と大腸のリンパ球が約2倍になり、腸のNKT細胞も小腸で2倍、大腸で4倍に増加したんだそうです。血中のインターフェロンγ(IFNγ)(免疫物質:動物体内で、病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞等の異物の侵入に反応して、細胞が分泌する蛋白質の事。 ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系及び炎症の調節等の働きをしてくれるサイトカインの一種)も著しく増加しました。

 更に更に、乳酸菌生成エキスを1か月間飲用すると、それだけで、前述の短鎖脂肪酸(酢酸)の量が増加するなんて報告だってあるのです。

 


*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。

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デリケートゾーンの外観(色素沈着)の改善に。

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