世界初!徐放型脂肪融解注射で部分痩せ | 旭川皮フ形成外科クリニック

HISAKOの美容通信2019年1月号

世界初!徐放型脂肪融解注射で部分痩せ

世界初 ドラッグデリバリー型 脂肪融解促進・脂肪合成抑制ペプチド配合の新しいボディ用の脂肪融解剤が、発売になりました。この「プロストロレーン インナーB」は、特殊処方により、注射後約2週間に亘って、有効成分が徐放される構造になっています。

 部分痩せはここまで来たかと思うか…、ドラッグデリバリーの概念が確立されて久しいのに、未だにこんなレベルかと思うかは、まあ、人それぞれってところはあると思います。が、2週間、脂肪融解を促進し続け、同時に脂肪合成を抑制し続けてくれるのは、嬉しい。HISAKOが美容外科の足の小指を突っ込んだ頃は、脂肪吸引しかなかったのを思うと、ホント、万感の思いです。

 と言う訳で、世界初 ドラッグデリバリー型 脂肪融解促進・脂肪合成抑制ペプチド配合の新しいボディ用の脂肪融解剤<プロストロレーン インナーB>のご紹介です。

プロストロレーン インナーB

 脂肪融解剤は、進化し続けています。元々はメソセラピーに於けるFat Dissolveから始まった脂肪融解剤は、フォスファチジルコリン(レシチン)(美容通信2006年6月号)、痛みの少ないハーブ系(BNLS;輪郭形成注射)(美容通信2015年5月号)、そして最近はデオキシコール酸製剤が二重顎の改善目的で米国FDAの認可を取得する等、日進月歩しています。

 今回、新しくお目見えしたのは、世界で初めて、脂肪融解促進&脂肪合成抑制効果のある、ハイブリッド・ペプチドを用いたボディ用の脂肪融解剤<プロストロレーン インナーB>です。この製品は、特殊処方により、有効成分が、注射後約2週間に亘って徐放され続ける!と言う新しい脂肪融解剤です。

ペプチドの2つの効果

 ペプチドは、 ギリシャ語の πεπτος (消化できる)に由来し、決まった順番で様々なアミノ酸が繋がってできた分子の系統群です。HISAKOの大好きWikipediaによると、隣り合うアミノ酸残基同士の繋がりは、アミド結合(ペプチド結合)と呼ばれ、典型的な炭素・窒素単結合よりもちょっとばかし短く、そして部分的に二重結合の性質を残しています。

■脂肪溶解を最大限に促進する”ペプチド”

 溜まりに溜まった脂肪の分解を促進する一方で、同時に新たな脂肪の合成を抑制する3種類のペプチドを配合しています。①Nonapeptide-32(CG-Adiporon)、②Pentapaptide-43(CG-Deobetide)、③Tripepide-41(CG-Lipoxyn)です。

■脂肪の分解の際に起こる炎症反応を防ぐ”ペプチド”

 Octapeptide-11(CG-Seperin)は、ヒアルロン酸分解酵素の活性を抑制するペプチドで、脂肪の過度分解による炎症を抑制してくれます。

 

徐放型(Sustained Release)製剤

 プロストロレーン インナーBは、注入後約2週間に亘って、脂肪融解作用のあるペプチドを放出する、徐放性製剤です。この徐放作用(ドラッグデリバリーシステム)により、更なる安全性と高い脂肪融解効果が実現しました。

 

TEST DATA

■脂肪組織に於ける脂肪分解の誘導

 Inner B Complexの添加により、、脂肪細胞内のリン酸化HSL(hormone-sensitive lipase)量が増加し、脂肪細胞が小さくなっています。やっぱり、Inner B Complexは、脂肪分解を促進するんだ!って事が証明されたって訳ですね。

 【組織】腹部脂肪、100mg(組織)/ml(24穴プレート)

 【試料】0.1μg/ml、1μg/ml、10μg/ml Inner B Complex・100μg/ml TNF‐α(positive conterol)

 【培養期間】48時間

■脂肪合成の抑制

 Inner B Complex(CG-Peptide complex)の添加により、脂肪滴形成が減少しました。Inner B Complexは、脂肪前駆細胞の分化を抑制するんですね。

 【細胞核】3T3-L1脂肪前駆細胞株

 【方法】オイルレットO染色

 【試薬】0.1μg/ml、1μg/ml、10μg/ml Inner B complex・100ng/ml TNF-α(positive control)

 【培養期間】6日間

■局所脂肪量の減少

 

  Micro-CTスキャニングの画像です。Inner Bの注射で、局所脂肪量の減少が明らかですね。

インナーBのプロトコール

腹部

■注入針

 30G針若しくはカニューラにより注入します。カニューレを使う場合は、クリニックでは、ちょっとばかしちっちゃな穴を開けますが、いくら塗る麻酔を塗るとは言え、細い針で2cm間隔でチクチク刺されるよりも、遥かに痛みは少ないし、また満遍なく薬液の注入が可能です。

■注入量の目安

 1回の施術のスタンダードな量の目安は、お腹で12ml。このお薬、1回(1日)の注入量の上限が設定されていません。ですから、小錦とか把瑠都、白鵬の様な外国人力士レベルの、根性の座った分厚い脂肪組織に対しては、腹部で20ml、顎で5ml程度の量を注入すると、非常に効果的なんだそうです。

 下図の様に、注射針でチクチク刺しまくる時は、0.2ml/部位、各部位ごとの間隔を2cmとします。

 つまり、10cm×10cmで2ml(1シリンジ)計算。なので、HISAKOのクリニックでは、患者さんの脂肪具合で、「何シリンジ必要?」ってオーダーになります。しかし、「ラーメン二郎」ではありませんが、お好みによって、野菜やニンニク、油、味の濃さを「マシ」「マシマシ」「チョモランマ」で調整するが如くに、分厚い脂肪を持て余している場合は、「マシマシしますぅ?」って裏メニューもあります(笑)。

■注入の深さの目安

 一般的には、3mm程度の深さに注射します。つまり、イメージですが、注射針でチクチクする時は、僅かに角度を付けて、ブシッと0.2mlづつ注入する感じです。唯、分厚いお肉(脂肪)の鎧で覆われたお腹なんかの場合は、所謂脂肪層の中間層である7~9mm位の深さに打ちますし、たるんたるんを超えてど~んって様相の二、三重!?顎には、少なくとも3.5~4mm前後の脂肪層に注射します。

 脂肪があんまりない部位(3.5mm以下の脂肪)への注入は、当然ながら、痛いんだそうですが、HISAKOは脂肪の塊なので、脂肪があんまりない部位自体がないので、その痛さを皆さんにお伝え出来ません(笑)。…だから、効き目はあるけれど、Prostrolane Inner Bは、脂肪が分厚いボディ用注射なんですね。

■注入回数の目安

 一般的には、2週間間隔で4回の施術とされています。約2週間に亘って、脂肪溶解ぺプチドが持続放出(徐放)(sustained release)されるので、次の注射まで2週間開ける事は必要です。しかしながら、回数については、ケースバイケース。2週間経って、不足だったら追加注入。また2週間経過を見て、更にもう一声なら、追加注入の追加♬って感じで考えて下さいね。

 

インナーB注入の適応部位と注入ポイント

 注入についてのプロトコールは、腹であろうと、太ももであろうと、二重顎、二の腕であろうと、皆同じです。脂肪を差別しちゃいけません(笑)。

 この製品は、ヒアルロン酸アレルギーのある方には使えません。

 また、注入直後から、S-OPERA(美容通信2011年9月号)やAC BODY(美容通信2012年7月号)等の、他の施術を加えても全然OKです。寧ろ、どんどん行っていただく事で、シナジー効果が出るんだそうですよ。勿論、ホルモン療法(美容通信2011年10月号)(美容通信2015年6月号)(美容通信2015年3月号)やFDA認可のメディカルフード(美容通信2018年9月号、肥満遺伝子美容通信2010年3月号等を考慮した食事療法(美容通信2014年3月号)(美容通信2010年4月号)や点滴療法(美容通信2010年10月号等も必須ですよね。

CAREGEN社提供!の症例達です。

症例1. 腹部 

 毎回4シリンジを3回注射した症例です。腹回りが3cm減ったって言うけれど、写真で見ると、3cmの差は歴然!

症例2. 腹部

 4回注射の前後です。

症例3. 腹部 

  毎回4シリンジを3回注射した症例です。

症例4. 腹部 

 毎回4シリンジを3回注射した症例です。

症例5. 大腿

 毎回4シリンジを3回注射した症例です。

症例6. 二重顎

 毎回2シリンジを3回注射した症例です。

症例7. 二重顎

 毎回2シリンジを3回注射した症例です。

症例8. 二重顎

 毎回2シリンジを3回注射した症例です。

症例9. 二重顎

 毎回2シリンジを3回注射した症例です。

 


*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。

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来月号の予告

いつもいつも健康保険の改定の時期になると、漢方外し”で話題になりますが(笑)。

<漢方とアンチエイジング>です。