腸管美人になるために。 | 旭川皮フ形成外科クリニック

美肌姫になるための食事法
コラム 食事で体を治す 2016年4月14日

腸管美人になるために。

 腸管は、私たちの体に必要な栄養素を 選択しながら効率良く吸収する場であるのと同時にいわゆる”有害物質”であるバイ菌やウィルス、 花粉等々と言った抗原や異物を積極的に かつ、選択的に排除し侵入を防ぐ場でもあります。
と~っても重要な機能を任されている腸管ですが これらの職務をきちんと全うさせるためには ちゃんと栄養を補ってあげなければいけませんよね。 腸管粘膜だって、「腹が減っては戦が出来ぬ」です。

 小腸の主たるエネルギー源は、ブドウ糖ではなくグルタミンです。 体内でも合成されますが ストレスですぐ消耗されて不足してしまうので ”条件的必須アミノ酸”と呼ばれています。
 大腸を養うのは、腸内細菌が産生する酪酸です。 ところが、抗生物質をニキビの治療等で長期にわたって服用していると 腸内細菌もニキビ菌と一緒に死滅してしまいます。 抗生物質服用前に、ダイエタリーファイバーや プロバイオティクスを摂っとくだけでも 腸内細菌叢の崩壊を防いでくれます。

column160414-1 ちなみに、プロバイオティクスとは 抗生物質の反対の言葉で、共生を意味するプロバイオシス (pro:共に・~為に、biosis:生きる)を語源とし 人の体に良い影響を与える微生物(生菌)のことで 乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酪酸菌等の生菌剤や 広くは発酵乳酸菌飲料、ヨーグルト等の発酵乳etc.を指します。
ただ、注意をしなければいけないのが、ヨーグルト。 北西ヨーロッパの白人系の80~85%の人たちは 乳酸分解酵素を持っています。

 しかし、アジア人はほぼ100%、持っていません。 乳糖不耐症なんです。 「ヨーグルトや牛乳と言った乳製品を摂ると、お通じに良い♪」と 毎日愛食愛飲している日本人のほとんどが 乳製品に対するアレルギーで緩くなっただけなのを 快便と勘違いしてしまっている…。

 納豆やお味噌、醤油、ぬか漬け、醸造酢、かつお節等々、日本人は、日本人に合ったプロバイオティクスを選びましょう。