おいしい玄米見つけた | 旭川皮フ形成外科クリニック旭川皮フ形成外科クリニック

美肌姫になるための食事法
コラム 食事で体を治す 2017年2月14日

おいしい玄米見つけた

 アトピー性皮膚炎の治療と言えば
抗アレルギー薬の内服とステロイドの外用薬が一般的。
これらは、決して根本的に治してくれるお薬ではなく
取り敢えずの症状を抑えるだけのお薬。
まあ、端的に言えば、病院は時間稼ぎしとくから
後は、(患者さん自身で)ヨロシク!なんです。

 副腎皮質ホルモン(ステロイド)は、お薬のイメージが強いですが
実は、私たちの身体でも作られています。
左右の腎臓の上に帽子みたいにちょこんと乗っている
重さ3g程度の小さな臓器が、その産生を担う工場の副腎です。
ですから、副腎の機能を妨げるような行為をしながら
ステロイドの外用薬を塗るなんてことは、本末転倒です。
糖分、正しくは急激な血糖値の変動は、その代表格です。
精製した白いお米のご飯やパン、パスタは、✕です。
替わりに、玄米ご飯や、全粒粉のパンやパスタにして下さい。
固い?
だから、良いんです。
固いから、噛まざる得ない。
一口30噛みを心がけるじゃなくて、せざるえない(笑)。
だから、血糖値も急激に上昇出来ない。
それ以外にも、皮の部分には、豊富な栄養素が含まれています。
食物繊維や亜鉛、マグネシウム、ビタミンB群など。
中でも、ストレス下で消耗しやすいマグネシウムや
腸内細菌の餌となる食物繊維は注目に値します。

 良いことづくめな玄米ですが
患者さんには極めて評判が悪いんです。
ボソボソして不味い。
うちの親と同じことを言います。

ここさちの 二八玄米。

http://www.monogatari-tsuhan.com/SHOP/28genmai-1.html

 これオススメです。
もち米玄米2割に対して、うるち玄米8割のブレンド米です。
もち米玄米効果で、あのボソボソ感が、ない!
白米に少量混ぜても不満タラタラだったうちの老親達が
ペロッと完食です。
ブレンド済みの二八玄米は、アマゾンでもポチれますが
ヒサコのような不精者でなければ
ご近所のお米屋さんで玄米を買って、自分で混ぜるのもありなのかな。
でもこれは長続きしない。

最後に、玄米の炊き方 をまとめてみました。

  1. 手のひらを合わせるようにして、さっと1回、軽く洗えば十分です。
    玄米は研がなくてもいいんです。
  2. 玄米は種子。
    つまり命をいただくわけですから、食べ物としてデメリットもあります。
    それを解消するのが、炊く前にしっかり水に浸けること。
    あまり神経質にならなくてもよいのですが
    できれば前の晩から浸けておいて、朝炊くのがオススメです。
  3. 土鍋でも炊飯器でもよいのですが
    水加減はやや多めから、好みの硬さを探してみて下さい。
  4. もち麦や雑穀を加えるタイミングは、炊く寸前です。
    指定の水分を加えてから、炊いて下さい。
    特に、麦類は水分をよく吸うので、玄米と一緒に浸水させておくと
    炊きあがりがボソボソになってしまいます。

>>詳しくは美容通信2017年5月号へ