もこふわ女子のための冬の乾燥対策 | 旭川皮フ形成外科クリニック

美肌姫になるための食事法
コラム 食事で体を治す 2016年10月15日

もこふわ女子のための冬の乾燥対策

山頂付近が雪で覆われ、白く見えることを「冠雪」といいます。
大雪山系の主峰である旭岳に初冠雪が観測されると
季節は、秋から冬へと一気に移行します。
7月にピークを示していた紫外線量と肌の露出量も激減し
もこふわ女子の本領発揮❤です。

しかしながら、ビタミンDの100~90%は
紫外線照射によって体内で合成されるため
もこふわ女子の多くは、ビタミンD不足なんだとか。
特に緯度の高い北海道では、これからの時期は要注意です。
ビタミンDの不足は、慢性の炎症である「くすみ」や「乾燥肌」の
大きな原因のひとつに挙げられます。

ビタミンDは長らく
「カルシウムのホメオスターシス」や「骨量の維持」に
必要なビタミンとしか考えられていませんでした。
ところが最近になって、ステロイドホルモン様の
鋭い切れ味が自慢の免疫調整ホルモンであることが判明し、
お肌の乾燥やくすみ、ニキビ・ニキビ跡の改善のほか
花粉症や蕁麻疹、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の治療、
風邪やインフルエンザの予防、癌の治療及び再発予防など
色々な臨床的な効果が知られるようになりました。

column161015-1ビタミンDを摂取できる食品は、実は、それほど多くはありません。
魚類はビタミンDの宝庫で、ハズレがないのが特徴です。アンコウのきも、かわはぎやからすみ、しろさけ、からふとます、にしん、さんま、うなぎ、いさき、こい、たちうお、まがれい、まさば、めかじき、あいなめ等々、どれも優秀です。
しかし、硬い殻に覆われた貝やエビ、カニなどは
同じスーパーの魚介売り場に並んではいますが
ビタミンDをほとんど含有していないので、要注意です。
魚類以外では、きのこ類のキクラゲや舞茸、卵の卵黄やピータン、
鴨肉やすっぽんなども含有率の高い食品です。
因みに、穀類、いも類、豆類、種実類、野菜類、
果実類、藻類などにはほとんど含まれていません。

ビタミンDが豊富に含まれた内臓ごと肉食していた頃の
はじめ人間ギャートルズ的な生活を、この旭川でも送れれば別ですが
実際問題として、サプリメントの併用はほぼ必須です。
症状が軽減、安定するまで4000IU/日で服用を続け、
その後、2000IU/日で維持するが一般的です。

あなたのビタミンD濃度は、幾らですか?
冬場の肌荒れやくすみが気になる女子は、
ぜひ、採血して調べてみることをお勧めします。


詳しくは美容通信2013年3月号へ