美人になりたければ、牛肉食え! | 旭川皮フ形成外科クリニック

美肌姫になるための食事法
コラム 食事で体を治す 2015年9月24日

美人になりたければ、牛肉食え!

column2-1ヒサコのクリニックでは「皮膚科なのに採血するよ!」ってお話を前回書きました。その結果を伝えると「これじゃあ、肌荒れして当たり前だね」と妙に納得してしまう老若男女が実に多い。その理由は、基本中の基本であるタンパク質が少ないんです。

 美人になりたければ、野菜中心の食事はダメですよ。タンパク質の2/3は動物性にあります。皮膚をはじめ、皮膚の付属器たる毛や爪の主成分はケラチンであり、ケラチンは硫黄を含むタンパク質ですが、硫黄は動物性タンパク質にしか含まれていません。大豆ばっかり食べても、綺麗な爪も髪の毛も手に入らないんです。それが現実なの。

若いのに薄毛の相談に来る人に、この基本を知らないでダイエットをする人が多い。そして肌はカサカサになってる。

タンパク質は、体重1Kg当たり1〜1.5gが必要量とされています。「え? 私、体重50kgだから、たったの50g? 昨日の夜は150gのステーキ食べちゃったから、3日分一気にタンパク質貯金しちゃったぁ。楽勝!」
そんな都合よくはいきませんよ(笑)。下の公式を見てみましょう。
 
牛肉100g=タンパク質量20g×プロテインスコア0.8=16g÷2(調理による熱損傷)=8g
 
生で牛肉食べるならいざ知らず、キチンと熱を通して食べるとなると、700gの牛肉の塊が必要な計算になります。普通の人にとって、食べてタンパク質を摂るのは結構大変。
 ところが頑張ってタンパク質を食べなきゃいけない人に限ってタンパク質が食べられない。ど〜んと胃もたれして「もう、見るのも嫌!」状態になってしまうからです。

タンパク質は消化酵素によって、アミノ酸に分解され、小腸から吸収されます。ところが、消化酵素も元はと言えばタンパク質。だからタンパク質が足りない人ほど、消化酵素が少ないので、消化吸収がはかどらず、いつまでも胃の中に溜まり、胃もたれするって悪循環に陥ってしまうのです。

最近は肉食女子が増えたとはいえ、筋金入りの肉食である欧米人と比べて、日本人はもともとタンパク質の消化能力は劣っていますから、日本人にあった食べ方があります。少しずつ回数を多くして食べるのがいい。そして和牛のような脂身が多い肉ではなく、赤身の多い牧草を食べて育ったオーストラリア産のオージービーフがおすすめです。
 
column2-2とは言うものの、肉はあんまりという患者さんにクリニックでオススメしているのが、9種類の必須アミノ酸をバランス良く配合した「アミノ9」というサプリです。あらかじめアミノ酸にまで分解しておけば、例え消化酵素が無くても、小腸でほぼ100%吸収出来ちゃうぞ!という究極のスグレモノです。

専門的に言うと、人体に必要なアミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸合せて20種類あります。必須アミノ酸とは、体内では合成出来ないので、食べるしか補給の手だてがない代物で、イソロイシン、ロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジンです。アミノ酸の摂取には、このバランス感覚が非常に重要です。つまり、一種類のアミノ酸だけを鬼の様に摂取したところで、他の必須アミノ酸が、例えば必要量の60%しか摂取していなければ、残念ながら60%に下揃え(アミノ酸スコア60)してしまします。そういう意味でも、「アミノ9」は優れた製品で、リピーターが続発するのも、素直にうなずけちゃいます。