第二師団創立66周年/旭川駐屯地開設64周年記念行事 | 旭川皮フ形成外科クリニック旭川皮フ形成外科クリニック

旭川大好き、ギャオー
コラム 旭川大好き、ギャオー 2016年6月19日

第二師団創立66周年/旭川駐屯地開設64周年記念行事

今年も、自衛隊の創立記念行事に行って来ました。
今年は、然別事案の余波で空砲が使えないとかで
恒例の超ど迫力のリアル戦争ごっこは中止。
残念!

その代わりと言ってはなんですが、訓練展示が充実。
北の防衛の要とされる旭川は、他の駐屯地と比較しても
断トツの戦車の保有台数を誇ります。
特に、急発進、急スピード、急停止、急方向転換、急後退と
世代ごとの戦車の性能比較は、さすがの納得でした。

しかし、今時の戦争は、国境地域の小競り合いならいざ知らず
核ミサイル一発打ち込まれたら、日本国中、大パニックで
冗談ではなく、反撃さえできずに、ジ・エンド(笑)。
いかに重装備の戦車部隊といえど、実践向きとはとてもいえず
「コスパ、悪過ぎ」なんて、意地の悪い指摘もちらほら。

第二師団創立66周年/旭川駐屯地開設64周年記念行事
翌日、TBSTVで、心臓血管外科の渡邊剛先生と
脳神経外科の福島孝徳先生のオペレポートが放映されていました。
一人の人間を救う為の手術と
多くの人間を殺して、より多くの人間を助ける建前の兵器と
当たり前のように、共存しています。
そして、同時に、衰退の一途を辿る地方都市・旭川にとって
一大基幹産業ともいえる陸上自衛隊。

そう言えば、模擬売店で、“足湯”やってました。
熊本地震や東日本大震災で大活躍していた、あの仮設風呂です。

軍隊と、似て非なる存在としてガラパゴス進化を遂げた自衛隊。
多くの旭川市民にとって、「されど自衛隊」なのです。


第二師団創立66周年/旭川駐屯地開設64周年記念行事 2016年6月19日(日曜日)
旭川市春光町国有無番地 陸上自衛隊旭川駐屯地